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居場所をつくる

2月から、日曜限定の間借りカフェittanを始めます。心のしんどい人を少しでも癒せる場所になればと、こだわりの焼菓子や飲み物に加え、対話の糸口を用意しています。

準備やプレオープンを経て感じたのは、誰かの居場所を作ることが同時に自分の居場所を作るということです。

詳しく説明する前に「対話」について、ネット上にあった所沢市立北野中学校の学校便りが端的にまとめていたので引用します。

対話とは、①同じものを見ていても、それぞれのとらえ方に異なる部分があることを認め、②それぞれのとらえ方の背景を相互に語り取り入れあうことで、③双方の状況は変わらなくても、以前とは異なる角度で物事を捉えられるようになること。

北野中だより

カフェittanでは、こんな対話が少しでもできたらと嬉しいです。対話できる場所はその人の居場所のひとつになります。自分の考えが聞き入れられ、認められ、それがもし他人と違うものでも、否定されない場所です。

そして、それは一方通行ではありえません。だから冒頭に書いた通り、このような居場所を作ることは自分の居場所を作ることなのです。

実は私もちょっと変わった家庭で育ちました。私も他の人が作ってくれた居場所で生きながらえてきました。だから今度は、自分で居場所を作りたい。認め合える場所を作りたい。そう思っています。

間借りカフェittan
もしよかったら覗きに来てください。

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