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アフレコだけじゃありません、サルミックス制作部・“字幕制作”チームに聞く〜多言語ひきこもごも〜

先日我がサルミックスの音響制作部という主に「アフレコ」を扱うチームの取材をしましたが、今回は字幕制作チームのお二人(内一名 ものもらい) にお話を伺いました。
オリンピック開催に関連するインバウンド対策をきっかけとして創設されたこのチームですが、若き柔軟なお二人(内一名 ものもらい) が多言語化という名の濁流を泳ぎきる壮絶なドキュメンタリーを是非お聞きください!
うそ。煽り過ぎた。ふつうのインタビューです。




私:ものもらいのところすみません、立ち上げは4年程前と伺いましたが、まずは当時を振り返るところから聞かせていただきたいのですが

B♀:韓流のお仕事が沢山ありましたね

A♂:韓国のバラエティ番組が一番最初でした。韓流バラエティは細かな演出やテロップの多さが特徴的で、笑いのニュアンスを字幕で伝える難しさやテロップ翻訳の数に驚いた記憶がありますね

私:扱う言語は変わっていきましたか?

B♀:現在は英語と、中国語の繁体字と簡体字が多いです。あとは特殊言語も扱っています。本当に特殊なところだと「タガログ語」とか…文字化けのチェックがかなり必要で…

A♂:言語がわかる方にネイティブチェックをお願いしましたが、最終チェックは僕たちがするのでとにかく見比べて見比べて。頑張って照らし合わせました

B♀:英語に関してはバイリンガルの社員が活躍してくれて、何処で改行したら良いのかわからないところとかをしっかり見てくれたり

A♂:そういえばタイ語は改行の位置で意味が変わってくるんです。ちなみに句読点の概念もありません

私:勉強になります!面白い!
扱うジャンル的には変化はありますか?

A♂:地方の活性化のために制作した短編映画や、地方の企業案件のローカライズとか、インバウンド絡みのものが増えてきたと思います
コロナの影響で、日本の演劇やライブなどのコンテンツに海外向けの字幕をつけてネット上にUpするという動きが増えているのでそういった案件も扱っています

私:逆に今後やってみたい案件とかありますか?

B♀:個人的にはシリーズものや海外ドラマをもっとやってみたいです。字幕演出の楽しさやキャラクターを作り上げる醍醐味を続きもので経験してみたいです

A♂:僕はドキュメンタリーですね。やはり引き込まれるし、普段生きていたら知らない世界を字幕をつけて皆さんに提供したいです!





ここだけのハナシ、
我が社で使用している字幕作成ソフト、“すごく良いヤツ” なんだそうです。
でもってアレがナニでなんだかいろいろ形式に対応出来るんだそうです。
ちょっと私では上手く説明できないので、ご興味のある方は是非直接ご相談くださいませ。
ポスプロ内部の制作部なので、修正対応も早いですよ
(小声)!




多言語制作に関しての詳細はコチラから
↓  ↓  ↓

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