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2024.3.1 地下鉄サリン事件から読み解く日本病の正体

今から29年前、世界を震撼させるテロ事件が、この日本で起きました。

通勤ラッシュの午前8時頃。

日本の中枢である霞が関を通る地下鉄の路線内で、猛毒の神経ガス『サリン』が散布されました。
ご存知の方も多い『地下鉄サリン事件』です。

事件に巻き込まれたのはサラリーマン、OL、学生…、何の罪もない善良な市民でした。

「おい、人が倒れた」
「電車を止めてくれ」

緊急事態を知らせるベルが鳴り響く。

電車がストップすると、乗客が口から泡を吹きながら転がり出てきた。
駅には刺激臭が充満した状態。

ある人は嘔吐でスーツを汚して倒れていたり、ある人は紫色をした顔で仰向けになって倒れていたり、あまりにも凄惨な現場でした。

死者14人、負傷者約6300人以上…。

この国内史上最悪のテロ事件を引き起こした黒幕こそ、『オウム真理教』です。

今回の記事では29年間、マスコミが伝えない『地下鉄サリン事件』の裏側を暴露します。

オウム真理教による『日本転覆計画』。

カルト宗教による“洗脳の手口”等々、『オウム真理教問題』を社会心理学の観点から俯瞰的に解説し、同時に今、貴方の身近に潜む“恐怖の心理メカニズム”についても解き明かしていきます。

自民党の裏金問題、松本人志SEXスキャンダル、ジャニーズ性加害問題、宝塚事件、ザイム真理教など、なぜ今の日本社会で、こんなことが当たり前のように起きているのか?

この記事を読まれることで、これらの社会問題を引き起こしている諸悪の根源である“ある心理的メカニズム”について知ることができます。

但し、この記事は一部の人間にとって都合の悪い内容を含んでいるため、削除となる可能性があります。
ご興味のある方は、本記事が削除される前にお読み下さることをお勧めします…。

オウム真理教による『幻の日本転覆計画』

当時、麻原彰晃(本名:松本智津夫)を教組として急速に信者を増やしていたこのカルト教団は、
「世界の終焉は近い。オウムに入れば助かる」
と宣伝し、日本国家を転覆させる計画を立てていました。
サリン事件は、そのためのステップに過ぎませんでした。

『世界初のバイオテロ』として、日本だけでなく世界中に衝撃を与え、海外の主要紙の一面を連日飾りました。

ところが恐るべきことに、オウム真理教が起こした事件はこれだけではありません。

オウムに入信した信者の家族からの相談をきっかけに、教団を批判する活動をした坂本堤弁護士とその家族を殺害した事件。

教団支部建設に反対運動が起こった長野県松本市の住宅街で、サリンを散布。
住民8人が死亡、600人が負傷した松本サリン事件。

他にも敵対する宗教団体の指導者やオウム真理教関連の批評をする評論家を殺害しようとしたり、炭疽菌やボツリヌス菌を使った生物兵器テロ事件を企てたり…、判明しているだけで45の事件を起こし、29名の尊い命が奪われ、7000名近くが負傷したのです…。


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