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2023.12.15 アメリカに反逆した総理大臣と服従した総理大臣

アメリカに反逆した?もう1人の総理大臣

今回紹介する歴代総理大臣の1人は、誰もがご存知の小泉純一郎。

「自民党をぶっ壊す」
を合言葉に行政改革を行い、庶民の人気を集めて長期政権を築いた男です…。

しかし、もう1人の男の方は、もうこの世にはいないのですが、その功績の割には小泉元首相ほどの知名度はなく、もしかすると、あまり良い印象を抱いていない方もいるかもしれません…。

この2人は非常によく似ていました。
どちらも2世エリート出身。

スマートな身なりから女性に人気が高く、一国を背負って立つに相応しい風格を備えていました。

そして『改革』を好み、国を変えようと精力的に活動…。
唯一、異なる点があるとすれば、
“アメリカに反逆したか、アメリカに服従したか”
です。

もし貴方が、
「なぜ日本が貧しくなったのか」
「なぜ上手くいっていた日本が落ちぶれたか分からない」
そんなモヤモヤを抱えているのなら…、今回の記事はそれらを読み解くヒントになるはずです。

なぜなら、マスコミが検証してこなかった2人の総理大臣の行動から、この国を弱くさせてしまった真の元凶を明らかにするものだからです…。


NYダウを暴落させた日本の総理大臣H

「今日のゲストは日本人らしいぜ」
「面白そうだ。チビの日本人がどんな顔をしているのか見に行こう」

1997年、6月23日。
アメリカのコロンビア大学。
この日は定期的に開かれる特別講義の日でした。

コロンビア大学は名門。
もちろん講義に参加する学生たちは、世界トップクラスのエリートです。
この日もいつもと同じように、講義が始まるはずでした。

しかし…、講義室にその“日本人”が入ってきた瞬間、教室の空気が変わりました。

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