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#1 会社を辞めて、酒屋をはじめます。


ごあいさつと酒屋のコンセプト

 はじめまして、青山 弘幸と申します。
長らくマーケティングやIT、スタートアップの世界で生きてきましたが、この度、退職をし、お酒の世界に飛び込みます。

 なぜ酒なのか?また、酒屋なのか?ここに至るまでのプロセスも、いつかお伝えしたいと思いますが、今回は自分が実現したい世界観について書いてみます。

 酒屋の名前は、salo(サロ)といいます。
saloのコンセプトは、selected alternative liquor only.

 お酒は今やスーパーでもコンビニでも買える時代。しかも安くて、ちゃんとおいしい。百貨店や大手の酒屋に行けば、さまざまなお酒に出会うことだって出来る。今の時代は、もっともお酒が手軽で、手に入りやすい環境なのかもしれない。

 でも、目指す酒屋は、100も200種類もなくていい。

 極端かもしれないけど10種類でいいから、ひとつひとつのお酒のつくり手の想いや背景、歴史といったストーリーが伝わるような場所と機会をつくりたい。

 このお酒は、どういう人が、どんな土地で、どういう想いを持ってつくっているのだろう? ストーリーを知ると、お酒の味わいは、より美味しくなる。好きになる。
 お酒が手軽になった時代だからこそ、非効率を大切にする。自らつくり手を訪れ、つくり手と飲み手をつなぐ、伝え手として、ストーリーをもって、伝えていきたい。

 saloは新しい選択肢として、世界中、日本中のマイクロブルワリーや酒蔵、蒸留所のお酒と、その物語を伝えます。お酒を通じて、日常が豊かになるような場を目指していきます。

ビジョンについて

 ようやく自分がやりたいテーマにたどり着いた2023年。しばらくは世界中、日本中の酒蔵、蒸留所、ブリュワリー、ワイナリーを訪ね、土地とお酒を勉強し、saloで扱わせていただきたい酒探しの旅に出ます。(お酒のジャンルに関わらず、つくり手とのお繋がりがある方は、お引き合わせいただたら幸いです。どこへでも伺います!)

 saloでは特定のお酒だけをあつかうのではなく、”Alternative” をテーマに、ジャンルに捉われないさまざまなスタイルのお酒をセレクトします。例えばナチュラルワインを好きな人が、焼酎の魅力や楽しみ方を知り、日常的に飲むお酒になる。その逆も然り。
 saloは、既存の固定概念や先入観を超えて、お酒の選択肢が広がる世界を目指します。(”Alternative” ってなんでしょう。現時点での僕にとっては、"既存とは異なる新しい選択肢" です。)

 また、酒屋は手段であって、目的ではありません。本質的には、お酒のマーケティングに挑戦したい。それは、つくりから、インポート・エクスポート、ディストリビュート、小売という商流を一つずつ学びながら、世界や日本の各地にある、たとえ今は目立たなくても、本当に良いものが、広がっていく世界であり、saloが実現したいビジョンです。その力になれたら、こんなに幸せなことはありません。

 とはいえ、千里の道も一歩から。まずは酒屋という、つくり手と飲み手の間をつなぐ "伝え手" としての立場で、地に足をつけて、丁寧に、お酒の世界と飲み手の方々を勉強したいと考えています。

また、何もないところからのスタート

 さあ、そんな夢想をしているわけですが、まだ物件も酒販免許もない状態。もっといえば、saloのロゴだってないから、写真はコンセプトが思い浮かんだ時の、メモの走り書き。

 ないものばかりで格好がつきませんが、完璧を目指して、すべてが揃うのを待つのではなく、何もない今から発信をしていきます。

 まだ、生まれてもいないsaloのこれからを応援していただけると、とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

salo Owner & Director
青山 弘幸
instagram : https://www.instagram.com/salo_kamakura
facebook : https://www.facebook.com/aoyamahiroyuki
instagramではnoteとはちがいより日々のお酒に関わる情報発信しています。よかったらフォローのほどよろしくお願いいたします。

またお酒に関わる出会いやご縁を探しています。また応援のメッセージもとても嬉しいです。もしご興味を持っていただけたらお気軽にご連絡いただけますと幸いです。



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