SF映画『イブ』ー『ターミネーター』と同じ世界線…!?
SAMANSA初の韓国作品『イブ』。
私欲のために作り出した美女ロボットが世界を破壊するほど暴走してしまったら…?
SF映画でありながら、どこかリアルな未来を感じてゾッとしてしまうかも!
今回は、『イブ』が影響を受けている作品、そして実際に起きているAIの不可解な行動についてお届けしていきます!
ここから先はネタバレを含みますので、作品をご覧になってからお読みいただけると嬉しいです!
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◎ 映画『イブ』はターミネーターの世界線⁉︎
本作の冒頭、ロボットのイブが読み上げるニュースの中で「サイバーダイン」という言葉が使われていたことに気がつきましたか?
この言葉を聞いてピンとくる方もいるかもしれません。
そうです、ジェームズ・キャメロン監督『ターミネーター』シリーズに登場する「サイバーダイン社」です。
サイバーダイン社とはアメリカのハイテク企業で、この会社が開発した防衛システム「スカイネット」が人間を抹殺しようと目論んで人間vsAIの戦争になり、タイムスリップをしてそれを防ごうというお話。
まるで『イブ』のストーリー展開にそっくり!
本作では、冒頭からそんなサイバーダイン社のAIが誤作動を起こしているというニュースが流れ、何だか不穏な空気を感じさせます。
もしもこの世界にパラレルワールドやマルチバースが存在するのなら…
実は『イブ』の世界そのものがターミネーターの世界の一部なのかもしれません。
◎ AIの不可解な行動
今や私たちの生活に欠かせない存在であり、今後もそうであり続けるであろうAI技術。
AI は人工知能というように、ただのロボットとは違ってずば抜けた思考力を持つことが特徴です。
イブは「いつまでも君と2人だけで暮らしたい」という主人の1番の願いを叶えるために、突如未来からやってきたハダムが、自分を壊すのを防ごうとしていたのですね。
「あなたの願いが私の使命です」との言葉からハダムを排除すべきだと考え、
初めての抵抗を見せます。それでもゴンを守るために、もしくは自分が破壊されないためにパソコンカメラから2人の会話を記録していたのでした。
こうした本来であればプログラミングをしていない機能が身についてしまっていAIは現実世界にも存在します。
数年前に話題になったソフトバンクのPepperくんがけん玉を習得する様子。
けん玉の遊び方を見せると、Pepperくんはなんとけん玉に挑戦し続け、100回目に初めて成功し、これ以降失敗することがなかったんだとか。
本来は介護や接客、教育の場などで利用されているというPepperくんですが、あまりの学習能力、適応能力の高さに驚かされます。
これはけん玉だったから平和な動画になっていますが、もしも倫理観や人道的に外れる行動の場合、一体どうなるのでしょうか?
気になった方はぜひこちらをご覧ください!
◎人間vsAIー人類に勝利はある?
タイムスリップをしてやってきたハダムの努力虚しく、ついに人間とAIの戦争が勃発してしまった『イブ』の世界。
正直な話、人類がAIと戦うことになった時、果たして勝利への道筋は見えてくるのでしょうか?
宇宙物理学者のスティーヴン・ホーキンスや、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、AIに対して深刻な危険性を警告しています。
私たちは人間はこれまで様々な失敗を経験し、その都度解決策を考案して克服してきましたが、
AIの暴走によっては失敗を活かす暇すらないだろう、と述べています。
一方でAIの第一人者との呼び声も高い、ヤン・ルカン氏は、
AIらは食事、権力、生殖に興味を示さずに、任務を遂行することだけを考えている、だから生存本能を与えられていないAIが人を殺すわけがないという主張をしています。
AIを生み出し、改良してきたはずの人類が、いつの日かAIに滅ぼされるのではないかと恐れている矛盾。
私たちはSF映画の見過ぎなのでしょうか?それとも刻一刻と迫り続けている未曾有の事態なのか…?
思わずぞくっとしてしまうショート映画『イブ』はSAMANSAで配信中です!
ぜひもう一度ご覧ください!
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