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初午

時々、父の遺品でもあるこちらの本をパラパラとめくっています。

以前白南風の事を書きました。


半年経ち、白南風をなんて読むかも失念していた私。
ダメですねぇ。

…思い出しました、しろはえですね。
ちゃんと「しろはえ」で変換すると白南風になります。

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今日2024年2月12日は、2月最初の午の日。
初午(はつうま)ですね。

全国各地に四万あるという稲荷神社や稲荷の祠で盛大に行われる祭礼の事を初午、ともいうそうです。京都の伏見稲荷神社に祭神が降臨したのがこの日だったとか。「午祭」ともいい、参詣する事を「初午祭」ともいう事は存じませんでした。
この時期、確かに赤いのぼりが立って賑やかなのを見た事があります。

稲荷は稲生が転じたものというだけでなく、稲をつかさどる倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を祀っていることから「初午」は豊作を祈る祭なのです。さらに狐神の俗信も合わさり、全国に広まりました。稲荷神社のない村でも初午の日は仕事を休み、神棚に油揚げや「初午団子」「初午粉」を供えたり、建前(棟上げ)の際に餅をまくように、初午団子をまいたとりするとこともあります。

「美しい日本の季語ー365日」より

初午団子、色んな形状があるようですね。
富山のは「まゆ」の形をしているらしく↓


↓蕎麦やキビなどを使う地方もあるようですね。


こんなふうに3色の団子を振る舞う稲荷神社もあるようですね。
これを頂くと家内安全・商売繁昌・五穀豊穰の3つの福に恵まれるそうです。↓

初 午 や 物 種 売 に 日 の 当 る

与謝 蕪村

来年はきちんと調べて神社へ行ってみたいものです。


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