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本当の謙虚さ…とは。正当な怒りは存在しない。人を変える【小林正観さんの教えより】

[1998.7.17小林正観さんの講演会の音声より]


守護霊様が好む人間の行いは『謙虚さ』。
謙虚さとは、神・仏・目に見えない存在・周りのおかげで今の自分が存在していると思うこと。私以外の何者かが力を貸してくれて成し遂げたことで、自分が築き上げた訳ではない。
と、思うこと。

その対極にある
守護霊様が好まない人間の行いは『おごり、高ぶり、うぬぼれ、ごうまん』。
おごり、高ぶり、うぬぼれ、ごうまんとは、自分が頑張って努力して、必死になってこうなった。自分の力だけでこうなった。と思うこと。


人生が思い通りにならないと嘆き続けている人は顕在意識の15%で生きているから思い通りにならない。と思う。
でも神・仏から見たら『人生が思い通りにならない』という、思いの通りになっている。ということ。


自分が自分にとって、一番成長できるシナリオを書いて生まれてきた。

そのシナリオ通りを生きているだけ。


『どんな時でも腹を立ててはいけない』

この言葉に意見を言って来た方が居たそうです。

『戦争を起こした人だけは許せない』
この怒りは正当な怒りではないか?

今から24年ほど前の1998年の時点ですが、小林正観さんはその方の質問はとてもレベルの高い質問だと言い、
「相手が悪いと思って戦争を起こす。」
「戦争を起こす人が許せないという、その怒りこそが戦争を起こす。」

『正当な怒りというものは存在しない』

と、おっしゃってました。



* 

最後に

小林正観さんに

大きな大きな変革を起こした

という、良寛和尚(おしょう)のお話もされました。

良寛和尚が、子どもの頃から言うことを聞かされてきたガキ大将のような存在の人が船の船頭になった。

村人に嫌われていた船頭は、良寛和尚が修行して人気者になって帰って来たことを良く思わなかった。
“船に乗った時に船を揺らして良寛を落としてしまおう” と決めていた。

良寛和尚が船に乗った時に本当に船を揺らして川に落としてしまった。

良寛和尚が溺れて死にかけた時に襟首を掴んで助けた。

その時に良寛和尚は
「あなたは命の恩人です」
「命を助けてくれてありがとう」
「この恩は一生忘れない」
と言った。

船頭が助けてくれた事に、感謝の気持ちだけを言った。

その瞬間からその船頭は、自分の行いを悔いて悔いて真人間になった。

憎まれることを好み、敵意を持って生きて来た人を一瞬で変えた。

優しい良寛和尚の人格のなせる技だった。



この話が実話としてある。

憎まれることを好んだ生き方をし、敵意を持った人を、どうやっても変える事が出来ない。
と思ってきたが、そうではなかった。

優しい人格のなせる技がある。

当時の小林正観さんにとっても自分自身の大きな大きな変革になるお話しだったそうです。


このnote.を書いている途中で
娘がガラスのコップをガシャンと割りました。

バランスの悪いところにお皿とコップを置きスマホをしていた。
起こるべくして起きたことだと思いました。

ただ、私の人格がまだ修行が足らずで…
つい、怒りから娘の行動を指摘してしまいました。
夏の暑さからイライラも出ました。

この良寛和尚のお話しから学べているなら
ケガがなかったかを聞いて、一緒に片付けをしてあげる。

それだけで良かったんだと思います。

今の私にはまだその対応が出来なかった…

間違いに気づくこと。
自分の過ちに気づいた時に、人は成長するのだと思います。

起きたことで学ぶことができたので、ゆっくりでもいい、一歩一歩、私のスピードで成長したいと思います。

起こることは最善。


私に足りていないこと。
私の改善するべき思考の癖。
そういう事に気づかせるために、起こしてくださっているのだと思います。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました(*^^*)

未熟な母親でしたが、子育てでたくさんの学びがあったことに気が付きました。これからは子どもたちと一緒に私の人生の楽園も追及したいと思います(*^^*)