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気になった、あちらのサイエンスニュース【4/14】鉄の雨が降るぞ!

俺たちはふんいきで科学をやっている。
光栄信者の私が気になった、海外のサイエンスニュースをクリップしています。



絶賛、モテ期中のWASP-76bちゃん。
またまた、天文学者さんたちの視線を集める。

「鉄の雨が降る星」として一躍、注目を浴びた太陽系外惑星のWASP-76bちゃん。
恒星にめっちゃ近い位置にいるため、地表が摂氏2400度に達しているという、こんがりガール。溶けた元素が蒸発し、鉄の雲を作って溶けた鉄の雨を降らせるという、エキセントリックなルックスで、一部のマニアックな天文学者さんたちの視線を集めています。

このWASP-76bちゃんがまた話題を提供しています。
惑星の東の端と、西の端で、観測される光の量が微妙に違っているのです。

これは、恒星からの光が、完全に均一な雲によって反射された場合に起こる、虹に似た発光現象「グローリー」だと考えられています。太陽系外でこの現象が検出される最初の例になるということで、マニアどもが喜んでるわけです。

何がすごいのかさっぱり分かりませんが、マニアとはそういうものなのでしょう。


期待の新人、湾曲テラヘルツ波が無線通信に革命をもたらす。

携帯電話ネットワークやWi-Fiシステムはがんがん進化している一方で、その帯域幅は限界に達しつつあります。そのため研究者の皆さんは、現在使用しているマイクロ波から、100倍ものデータ伝送能力を持つテラヘルツ波に世代交代する検討を始めています。

しかしこの大型新人の大問題は、ちょっとした障害物にも簡単に遮られちゃうことです。足が速いだけの快速ドリブラーみたいなもので、ダーっと走り出しては、何かにぶつかって、すぐに止められちゃう。きみ、そのままじゃ試合に出せないよ、ということです。

ブラウン大学のDaniel Mittlemanは、このテラヘルツ波に指向性を与え、障害物をひょいひょいと交わしながら、受信機に送ることができるようになるかも、との研究を発表しました。

彼らは、注意深く設計されたパターンを持つトランスミッターを設計し、生成される電磁波の強度、タイミングを操作できるようにしました。これにより、送信機が完全にブロックされない限り、信号は効果的に物体の周りを曲がるようになるということです。

現在は、どれくらい曲がれのか、どのくらいの距離を進めるのかを研究中。期待の新人が戦力になるかどうか、注目しましょう。


孤独は太る。繰り返す、孤独は太る。

UCLAヘルスの最近の研究によると、孤独を感じている女性は、特に甘いお菓子のような高カロリー食品の画像を見たときに、食欲に関連する脳の領域が活性化されることを発見しました!
これらの女性はまた、不健康な食習慣を示し、精神的な健康状態も悪かったそうです!

んなこたぁ、言われんでも分かっちょるわい!
と言いたくなりますよね。

研究チームは、93人の女性を対象に、社会的孤立感尺度の高いグループと低いグループに分けたそうです。その結果、社会的孤立感のレベルが高い女性ほど、脂肪量が多く(泣)、食事の質が低く(泣)、食欲が旺盛で(泣)、報酬に基づく食事、コントロールできない食事が多く(泣)、不安や抑うつのレベルが高い(泣)傾向があることがわかりました!

もうええっちゅうねん!


「アダム」は死なない。わたしが守るから。

南極大陸の地表に眠る、約30万個にものぼる隕石。これらには、地球上の生命の誕生や、月の形成過程を理解する情報が詰まっていると言われています。

ところがこの貴重な宇宙からの贈り物が、地球温暖化によって急速に消失しているとのこと。
えらいことです。

人工知能くんに予測させた結果、地球の気温が10分の1上昇するごとに、5,100〜12,200個の隕石が失われると計算されました。2050年までに隕石の約4分の1が失われ、将来の温室効果ガス排出量によっては、今世紀末までに4分の3まで増加する可能性があります。

ULB理学部氷河研究所(GLACIOL)のVeronica Trenorによると、氷の温度がゼロよりかなり低いときでも、隕石は太陽の光を浴びて暖まり、隕石の真下の氷を溶かします。で、最終的に海中に沈んじゃう。
温暖化はそれを急速に進行させるわけです。

これからはサンゴを守るように、南極の隕石も守る必要があります。その中には「第1使徒アダム」があるに違いありませんから。


注意:ふんいきで書いてます。


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