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浜松仲卸が市場を飛び出した!新人スタッフの挑戦!Vol.2

Vol.2は1月末に「大まぐろ祭」と称して初の即売会を開催したSANKO海商から、昨年4月入社の新人Sさんに浜松でお話を伺って来ました!全く知らない業界に飛び込んだSさん。なぜ仲卸という仕事を選んだのでしょうか?
 
※SANKO海商は、2021年11月に浜松市中央卸売市場にて40年の歴史をもつ仲卸「まぐろの海商」が社名を変更してSANKOグループに加わった会社です。

未知の仲卸という業界に飛び込んでみたら

Q)なぜ水産の世界を選んだのでしょうか?

→全く知らない、想像がつかない業界に飛び込んだのは、新しいチャレンジをしてみたかったからです。漠然と市場で働く人は活気があって、元気で明るい人達というイメージを持っていて、そんな雰囲気のなかで働いてみたいなと思って。

まぐろ即売会でレジ打ちをする新人スタッフS さん

Q)仲卸について知っていましたか?

→全く知らなかったです。ここ(SANKO海商)からスーパーや小売店に販売するのかと単純に考えていたら、仲卸も仲介であって、うちから買ったものを業者さんが仕入れて更にスーパーに卸していく流れでした。

Q)入社前に持っていたイメージと、働き出してからの違いはありましたか?

→大きくは違わなかったです、特にお客様と接する市場での販売はイメージどうり。ただ良い意味でも悪い意味でも、昭和が色濃く残っているかな。w

Q)現在、どんな仕事をしていますか?

→朝イチのスタートが午前2時半で、配送の第1便は午前5時。それまでに各部署の注文伝票の入力を完了して配送担当に渡さなければいけないのですが、パソコンから紙まで伝票も複数の種類があります。その後は発注修正などの対応をして、配送担当の全員が出発するのが午前6時です。6時からは現場(売場)に出て、販売に立ちます。

市場を飛び出し、仲卸が小売りに挑戦!

1月29日実施”大まぐろ祭”チラシ

Q)BtoBの仲卸がBtoCとして、初の即売会を開催しました。即売会を開催するまでに苦労したところはどんなことでしたか?

→数字の試算とは別に、初開催だったのでイメージが全くつかず不安でいっぱいでした。価格設定に迷ったり、チラシ配布をしたけれど閑古鳥だったらどうしよう、逆にてんやわんやで近隣住民の方のご迷惑になったらどうしようとか。蓋を開けてみると開始前から駐車場渋滞で、予想以上の来店者数でした。商品も十分準備したと思っていたけれど、もっと必要でした。
準備のスタートしたのは12月だったけど、お正月前は現場が忙しくて本格的に動き出したのは年明けになってしまい、本当にドタバタでした。

Q)次の開催は、2月26日(日)!次回に向けて抱負はありますか?

→今回、完売で終わったのは嬉しかったけれど、完売になるのが早すぎたのが反省点です。来店くださったお客様をがっかりさせないように、商品数をもっと増やして、かつ今回の経験で何が求められているのか分かったので、そういったニーズを拾い上げて商品に展開していきたいです。手ごたえは十分感じました!

Q)この会社でどんなことをしていきたいですか?Sさんの描く夢は?

→仲卸っていう特殊な業界で、まだまだ分からないことだらけ、理解をしようとしている最中です。そのなかでメインとして担当しているのがEC事業で、こちらはスタートしたばかりだけど、一番伸びしろがあると思っています。このEC事業を会社に貢献できるだけの事業にするのが夢です!そのためにはECサイトで商品を増やすことも大切だけど、お客様が「おっ!」と思ってくれる価値あるものを揃えたいです。

Q)SANKOグループでの就職を検討してくださっている方に、一言お願いします。

→入ったばかりの私がEC事業に携われているのは、海商も新たに再スタートしたばかりなので、色んなことにチャレンジしようという気運と、やってみなよと背中を押してくれる上司がいるからです。知らない業界に飛び込むのは不安があるでしょうけれど、自分の想像しなかった新しい世界がたくさん見えてくるのは楽しいです!一緒に共有しましょう!

(ねこぞう)
小柄な体にエネルギーをたくさん詰め込んでクルクルと表情豊かなSさんは、ムードメーカーという言葉がぴったり。お客さまとの掛け合いも、全開の笑顔で対応しています。全く知らない業界に飛び込む気概や、EC事業に対する夢などパワフルな一面もあり、SANKO海商にどんな風を入れてくれるのか、ご期待ください。
現場からは以上です!

新人スタッフ S さん


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