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世の中で一番難しいこと

先日知人と打ち合わせをしながら
「世の中で一番難しいこと」って
なんだろうね?という話題に至った。
 
色々と意見が挙がったものの
たぶん、自分という存在の扱いではないか
ということになった。
 
私も自分のことをよく知っているつもりでいて
実は自分が経験したり、記憶したりと
現在認識している自分のことしかわからない。


自分がやりたいこととか、できることとか
自分の認知の限界でしか捉えられていない。
 
 
なぜそんな話になったかというと
組織のチームワークがあまり機能していない
というクライアントの声を
耳にする機会が増えてきており。
 
チームビルディングの障壁が何かという話から
メンバーの自己認識と変容への柔軟性、
チーム内の価値観相違と他者受容、
集合体としてカルチャーとなっている
思考行動パターンがネックではないかと。
 
そしてついつい誰しも自分以外の他者に
まずは変容を求めて矢印を向けてしまうのだけれど

結局自らが変わる前提を傍に置いていること
それ自体が壁であると感じることが多くなった。
 
周りを変えようとして批判をする前に
自分がその現状に対して何ができるのか
自らが働きかけ変容することで
組織に与えられる効果は何かということを
自己の認知の枠から出て考えていくことが
結局、一番難しいという話。
 
 
この世で一番難しいのは自分を見つめること
一番簡単なのは他人を批判すること

 
そんなようなことわざが多くの国で言われているくらい
人間社会の普遍的な課題なのかもしれない。

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