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困難を抱えた子どもたちに寄り添いながら社会を変革していくNPO、 Learning for All

3月23日、 NPO Learning for Allでボランティア活動をしている大学生の卒業式に、マンスリーサポーターとして参加してきました!

子どもの貧困と育格差問題に取り組むNPO Learning for All
https://learningforall.or.jp

もし、過去に私が書いたLearning for Allさんの投稿を見てサポーターになってくださった方がいらしたら、この場で感謝を伝えさせてください!

私がマンスリーサポートすることを決めた昨年の説明会でお会いした、LFAスタッフの栗本さんが会場についてすぐ話しかけてきてくれ、

「ああ、お会いできてよかった!お礼が言いたかったんです!」

とおっしゃいました。

理由を聞くと、私のとあるコミュニティやnoteでの投稿を見て

何人かの方がサポーターになってくれたことを知り、「嬉しくてお礼が言いたくて」と伝えてくれたのです!

こちらこそ、そんな風にお声をかけて頂いてとっても感激でした^^

ゴールドマンサックスのような大きな会社もLFAをサポートをしてくれるようになったけれど、こうして支援の仲間が口コミで広がるのが一番嬉しいんです!とも。

この活動は受益者から対価をとることができないので、組織運営の資金は、寄付に頼るしかないのです。

1年前は141名だったサポーターが現在559名にも増えたそうで、これからも子どもの貧困と教育格差を無くしたい、と思う仲間がどんどん増えることを願っています!

Learning for Allは、学習や生活面、発達に困難を抱えた子どもたちが、自立するために必要な力をつけるために、質の高い学習機会・育ちの場を提供しています。

特徴的なのは、大学生が教師として子どもたちの学習支援や、安心して子どもが放課後に過ごせる場所 ”子どもの家” 事業でのサポートを通じて人材育成にも軸を置いていること。

今回初めて、パネルトークの中で大学生の皆さんがこの活動に取り組み始めた動機、活動を通じてどんな経験を重ねたか、感謝の思いなどを実際に伺えたのですが、本当に皆さんの瞳がキラキラ眩しかったです。。。

ご自身が貧困家庭で育った経験がある方、インドでの留学で絶対的貧困を目にして日本の相対的貧困に目を向けるようになった方、母子家庭で育ち経済的に苦労があった方など背景は様々。

ある大学生の話で印象深かったのは

「活動する前は、大きな社会問題に対して何か自分ができるのか、解決できるのか、という思いがあった」

けれども、継続して子どもたちと関わっていくうちに

「子どもの貧困問題は解決出来る!と思うようになった」そうです!

また
「私たちが支援するのは、かわいそうで、助けなくてはいけない存在、と思っていたけれどそれは間違いで、ひとりひとり尊重すべき、かけがえのない素晴らしい存在、ということがわかったんです。。」

と涙を流しながら話してくれました。

彼らの言葉には、凄まじい貧困、DV、発達障害、家庭の機能不全など、小中学生なのに、人生を諦めるほどの困難を抱えた子どもたちと学習サポートだけではない深い関わりを続けることで、子どもたちの成長と変化を肌で感じてきた実感がこもっていて。。もう私も涙腺崩壊でしたよ。。。

この言葉を聞けただけでも、本当に来てよかった、と心から思えました。

私も子どもの貧困問題をなんとかしたくて、昨年からは市の男女共同参画推進委員になったり、ささやかながらイベントを開いたりと活動をしてきましたが、実際は本業もあり、そこまでコミットできていません。。

卒業生のお一人が話していたこと

「どんなトラブルがあっても、子どものせいにはしない、どんなことがあっても子どもの側に徹底的に寄り添っていけば必ず子どもは変わる。」

これは、実際に子育てをしていても、まさに実感することなのです。これをこの若い時期に体感として知ることは本当に価値のあることだと思うのです。

私たち一般の大人が自分の生活を抱えていてできないことを、大学生の皆さんはボランティアでしてくれているんですよね。

本当に彼らは日本の宝です!

殆どの大学生がバイトや自分の勉強、遊びに時間を使う中で(私の学生時代もそうでした。。)こんな時間を過ごして社会に羽ばたく彼らに、惜しみない感謝と賞賛の気持ちを拍手に込めて贈りました。

厳しい研修で課題解決能力、状況把握能力を身につけ、子どもの貧困問題を自分の言葉で語れる大学生が社会に出ることで、少しづつ、困難を抱えた子どもを生み出さない社会に変革していけるNPOだと改めて確信しました。

我が家の息子にも近くだったら参加してほしかったなあ。。
東京東部がおもな拠点なので、お近くの大学生の方にはどんどん参加してほしいなとも思いました。

私ができることは引き続きSNSなどで発信することと、ささやかながらサポートをすることくらいですが、引き続き、長くLearning for All を応援したいと思います^^

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