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#97 毎日新聞は報道しなかった? 相模国分寺跡隣接地高層マンション問題

 相模国分寺跡隣接地に高層マンションを建設するという明和地所。その第1回目の建設説明会に私は参加した。その数日後、私は説明会で得た資料を全てコピーし、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、神奈川新聞の各社に情報提供として送付した。
 その後、朝日新聞、読売新聞、神奈川新聞、そして東京新聞がこの件について様々な角度で報道していった。その報道のお陰で、市民・県民は相模国分寺跡史跡で何が起ころうとしているのかを知ることができ、何をすればよいのかを考えることができた。新聞の力の大きさを感じるとともに、新聞社のジャーナリズム精神も少し感じて安堵した。
 一方、毎日新聞においてはこの件についての報道に接することがなかった。私が気が付かなかっただけなのかもしれない。しかし、毎日新聞が取り上げたという情報も私の耳には入ってこなかった。

 ジャーナリズム精神がないと言われている大手新聞やメディア。私も失望することが多い。今回の広島サミットの報道はひどいものだった。
 しかし、新聞・メディアは我々の市民意識の鏡(反映)とも捉えることができる。世のなかで何が起こっているのか。何が問題なのか。どのように判断・行動すればよいのか。それらに市民が強く関心を持てばメディアのジャーナリズム精神は研ぎ澄まされてゆく。逆に無関心でいるとメディアは荒廃していく。メディアも政治も市民意識の鏡なのだ。
 

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