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すごいな、その感覚!

ちょっと敏感なところのあるHSCちゃんな長女。


昨日、HSP母であるわたしから見ても「その感覚はすごいな」と思ったことがあった。

「すごいな、すごいなー」と思っているうちにふと思い出したんだけど、同期が昔ばっさり髪を切った後、たまたま全社会議で前に出る機会があった時、「みんなに"髪切ったんだね、すごいね!"と言われるのですが、どういう意味なのでしょうか。」言ったのをいまだに覚えてる。
確かにすごいって「=素晴らしい」だけじゃなくて、いろんな意味?含み?があるよね。


というのは余談で・・・
昨日もいつものみんぎゅー(※家族みんなでギューとハグすること)をして「おやすみ」と言って布団に入った長女。
それなのに、またすぐ起き上がって寝室を出て行こうとしたので、「どうしたの?」と聞くと、「歯磨いたっけ?」と。

昨日は寝る準備が遅くなってしまい、わたしがリビングにこどもの歯ブラシを持ってきて、夫が長女の歯を磨いてあげて、歯ブラシを洗面所に戻したところまで見ていたので、確実に磨いたはず。
なので、「磨いたよ。大丈夫だよ。」と言うと、「そっか、磨いたんだね。」と言ってまた布団に入った。
布団に入っても「ほんとに磨いたっけ?」となんだか落ち着かない様子だったので、「大丈夫だよ。絶対磨いてたから、大丈夫。」と言ったら、一応「わかった。」と答えた。

それなのに・・・10分後。
また起き上がって寝室から出て行こうとしたので「何やってるの?」と聞いたら、「本当に磨いた?」と。
もうここまで気になってるなら仕方ないなと思い、「気になるなら磨いてくれば?」と言ったら寝室を出て行った。

そして、歯を磨いて戻ってくるかと思いきや・・・。
何か声が聞こえる。気がする。
でも、「ただ歯磨きに行っただけだし」と気のせいかなと思っていたら、やっぱり声が聞こえる。
よく耳を澄ましてみると、長女が泣いている様子。

え、なぜ!!!???
泣く要素あった??
否定するつもりはないけど、正直謎すぎる・・・。

ちょうどコンビニかなんかに買い物に行っていた夫が帰って来て、「何してるの?」と声をかけた。
そして、とにかく不安で一生懸命歯磨きしていた長女だけど、やっぱり「え、磨いたよ!」と夫にも一蹴されていたのでした。笑


一口にHSC/HSPといっても、もちろん人それぞれ。
何に対して敏感性が強いかというのもさまざまで個人差がある。
長女は刺激のある味やにおいに敏感。
泣き声が苦手で、弟が赤ちゃんの頃ギャン泣きしてるのとか耐えられなかった。(その割には、妹や弟に意地悪して泣かせたりするけど。)
昔に比べたらだいぶ落ち着いたけど、初めての場所とか初めての人とかもいまだに苦手。
長女と次女でおつかいに行かせると、店員さんに「これ、どこにありますか?」と聞くのは次女。

そして、とにかく長女は「こうなったら嫌だな」に対する不安感が強い。
それが顕著なのが、「おねしょしたら嫌だな」と「虫歯になったら嫌だな」。
なので、トイレに行ってから寝室で本を読んで、ほんの数10分しか経ってないのにまたトイレに行ってから寝る。
歯磨きも自分で入念にやってるのに、絶対仕上げ磨きを欠かさない。


昨日のわたしの「すごいな」は、
・正直、理解しきれないな
・こんなに不安感が強いと大変だろうな
・疲れるだろうなぁ〜
が混ざった「すごいな」だった気がする。
実際、HSPであるわたしからしても、HSCは面倒くさい。笑
でも、共感できる部分もあるわたしからすると、「ま、だんだんうまく折り合いつけられるようになるよ!大丈夫、大丈夫。ゆっくり気楽にいこう!」という感じ。

昔は、「ちゃんとして」「普通おかしいでしょ?」と一体何だかわからない「ちゃんと」や「普通」を求めてたけど、「あなたはそう思うんだね、そう感じるんだね。オッケーオッケー👌」って思えるようになったことでお互いラクになったかな。


今朝、この一連のできごとを夫と話していたら、それを聞いていた次女が「え、何で泣いたの?泣く必要ある??」と同じく一蹴。笑
これも個性だね。

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