大嫌いなことば

昨日、久々に長女と大バトル。
きっかけは、とうもろこしごはん。

うちの子たちはとうもろこしごはんが大好きで、冬の間も「とうもろこしごはん食べたい!」とリクエストされ続け、やっと生のとうもろこしが出回ってきたのでおとといの夜に作りました。
みんな喜んで、おかわりまでして食べてくれる。
たくさん炊いたので、残りを昨日の夜ごはんにも出すことにしました。

昨日は長女がちょっと調子が悪く、お腹が痛いと言って学校も遅刻。
結局、習いごとの体操もお休み。
でも、「お昼の時はお腹痛くなかった」から、給食はしっかり食べたらしい・・・。

そして、大好きなとうもろこしごはんがある夜ごはん。
案の定、「ママ、ごはんおかわりある?」と。
「でも、さっきもお腹痛かったんでしょ?」と聞くと「いまはお腹痛くない。」とのこと。
「でもさぁ、体操も休んだくらいだし、普通にお昼食べてお腹痛くなってるんだから今日はおかわりはやめといて。」と言うと、そこから不機嫌モードに。
イスから滑り落ちた格好で、テーブルの下でふてくされてる。
おみそ汁もおかずも残ってるのに、一切食べようとしない。

「食べないなら片付けるよ。」と3回声をかけても動かないので、長女のごはんを片付けると、大泣きしてついてくる。
そして、自分でまた持っていくんだけど、なぜか床に置いて自分もイスに座ろうとしない。
床に置いておくとこぼすので、わたしがまた持って行こうとして、それを長女が取り返して・・・と攻防してたら、おみそ汁がこぼれた。
もうそこからよく覚えてないけど、行き場を失った長女が泣き叫びながらテレカン中の夫がいる部屋に乗り込んだり、それを夫が締め出したり、無理やりその部屋から引き離したり。

挙げ句の果てになんと長女が「もう死にたい!」と言い出して、売り言葉に買い言葉でわたしも咄嗟に「死ねば?」と言ってしまった。
そうしたら、長女はベランダに出て行って柵を登ろうとするので、部屋の中に連れ戻して・・・。
結局、テレカンを終えた夫が間に入ってくれて、長女も落ち着いたようでした。

でも、こどもの口から「死にたい」ということばが出たことがさすがにショックで・・・。
もし止めなかったら13階から飛び降りてたのだろうか?と思うとゾッとする。
そして、「死ねば?」と言ってしまった自分にもショック。

わたしは、冗談でも「死ね」とか言うのが大嫌い。
どんなにえらい人だって、人に「死ね」なんていう権利はないし、「死ね」って言った相手が本当に死んでしまったら取り返しがつかない。
だから、口が裂けても「死ね」なんて言いたくないのに、娘の発言に応戦してしまった・・・。
なんだかものすごく悲しい。

夫にも「長女が ”死にたい” って言って・・・」と事の顛末を話したら、「え、とうもろこしごはんで?」と笑い話にされたけど、どうしてもモヤモヤは晴れない。

こっちはそんな状態だったけど、寝る前にはいつも通り「ママ、タッチ!ぎゅー💕ママ大好きだよ、愛してるよ❤️」と言ってきた長女すごい・・・。
こどもの愛ってすごいな。


結局そんな「死にたい」発言なんてなかったかのように今日もいつも通りだけど、何かがずっと心に引っかかったままな感じ。
ちゃんと「”死にたい” なんて言われて悲しかったよ。ママも ”死ねば?” なんて言っちゃってごめんね。」と伝えないと。
もともとは長女のことを心配してのことだったのに、なんでこんな風にこじれちゃったんだろう?
母の修行はつづく・・・。

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