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『協働ラボ』リレーnote ② 参加者の立場から...NPO法人(仮)Poop

北九州市市民活動サポートセンター イノです
昨日に引き続き
リレーnote 第2弾です。今回はご参加いただいた方の感想や数カ月経ての状況などをお知らせしたいと思います。

今回、お話しをお伺いしたのは、NPO法人(仮)Poop 代表の坂田さん。
(仮)とつけているのは、現在まさに法人認証待ちの状況で、届出は完了していて、現在縦覧期間中のため、このように標記させていただいています。

坂田さんが経営する古民家サロンに伺ってお話しを聞かせていただきました

なお、Poopの皆さんは、「NPOのブランディング」ということで八木田さんをパートナーとしてこの「協働ラボ」にご参加いただきました。

NPO法人 Poop(仮)

この法人さんは、サーファーでもある代表の坂田さんをはじめ、さまざまな海や山での自然体験をされている方々を中心に組織された団体です。

みなさん美しい自然が人間のトイレの問題で汚されていることを目の当たりにし、衝撃を受けられたということです。

アウトドアを楽しむ方々も、近年のキャンプブームなどにより増加しているものの、そういった問題についての対応は考えられていないというところから、

・様々なシチュエーションに対応できる簡易トイレキットの開発・啓蒙活動
・アウトドアや非常時のトイレマナーに関する講座・研修の開催
・海や山など自然が大好きになる体験会の開催
・個々の体内環境の改善が自然環境の改善につながるという講座、研修

といった活動をこれから行っていく予定とされています。

確かにあんまり考えてみたことはなかったですね…キャンプは流行っていますし、その様子をまとめた動画なんかもよくYou tube とかで見かけます。ただ、トイレマナーや、そういった問題が起こっていることはあまり報道されませんもんね..すごく大切なことだとおもいます。.

感想など。。。

(代表の坂田さんに事前に訪問目的をお伝えしたところ、坂田さんの感想だけではなく、ご一緒にご参加いただいたメンバーの方からの感想なども教えていただきました。)

法人設立を目指すタイミングでの参加ということで、設立趣旨書の作成、メンバーの意思統一を図るうえで非常に役に立った。どこを法人として大切にしていくか?という点が明確にでき、趣旨書に落とし込むことができた。(POOPさんは1回目を受けられてから、趣旨書の案を八木田さんに見てもらい、文の順番や表現方法などのアドバイスをもらいました。)
一番、個人的に印象に残ったのは、海外の社会活動の事例紹介。八木田さんは、社会課題の解決にもユーモアや楽しさが必要だという表現だったが、自分たちも遊び心を持って、意識改革に取り組むという点はこれから取り入れていきたいと思う。

他にも、

NPO法人設立に勢いがついたし、皆の目指す方向性がまとまった。
楽しく学びながら、チームとして共通言語が生まれた。八木田さんからいただいた、法人として具現化するものの提案なども非常に役に立った。
サポセンの職員も一緒に参加しているのは驚きがあった。
有料でも聞きたい、もっと長くても良かった。

と、いう感じでいろいろお話しをしていただきました。

感想をお聞きして…


Poopさんの場合は、坂田さん自身もヘナアーティストであり、クリエイティブな考え方なんかにも親和性も高かった箇所があったのかと思います。
八木田さんご自身も一緒に楽しく考えていただいた印象を受けました。

そう考えると。。。団体とパートナーの相性みたいなものも我々は気に掛けるべきかと思います。

Poopのみなさんは、3回のミーティングに多いときでは6名の方がご参加いただきました。一緒に参加し、考える時間が持てたことはすごくプラスになったようですね。
もともと、2名以上でご参加ください!とさせていただいている『協働ラボ』ですが、団体としてご参加いただくことでの意義というのはこういうところにもあるのだと思います。

また、法人さんの設立趣旨書って、いわば、その法人さんの看板みたいなもので、どんな法人なんですか?って聞かれたときに
メンバーのみんなが、「同じことをブレず言える」ことはとても大切だと思っています。
そういう面で、「NPOのブランディング」ということに、大勢で取り組まれたことは、非常に役にたったのでしょうね。

また、一方的にブランディングの考え方を教えてもらうというのではなく、八木田さんの知見を活かしながら、団体の方と一緒に考えていく。
という感じでミーティングは進み、八木田さんからもご提案があったりするので、それは、すぐに具現化できなくても法人さんの意識に残ることにはなると思います。

ちなみに「協働ラボ」では、「講座」や「セミナー」と言わずに「ミーティング」とさせていただいているのは、パートナーの方も一緒に考えるという立場をとっていて、参加者も決して受け身ではダメですよ!ということからです。

私達が参加していたということについては、参加しないで後ろの方で腕組んで見てたって面白くないですからね。
参加の法人さん達と時間を共有できるのは、私達にとっても非常に有意義だと思っていますしね。(企画者の裏の意図にまんまとハマっているのかもしれませんが…笑)

今回のまとめとして


団体として、極力2名以上と言ってますが、私はもう少しいた方がよいような気もします。かと言って多すぎると時間が足りなくなっちゃうこともあります。とにかく少人数でご参加いただくの方が効果は上がるようにおもいました。

参加する団体のタイミングとして、設立初期やその直前という団体の方も有意義に活用できるのだと確認はできました。

講座や、セミナーを受けるとか、何かを一方的教えてもらう。。。というような感覚では参加しない方がよいし、一緒に考えるというスタンスの方が圧倒的に成果はあるとも思います。


こういう形で、セミナーやイベント等の実施後数カ月経過したあとで、改めてお話しを聞かせていただく機会はこれまであまりなかったので、サポセンにとっても非常に有意義なことと感じました!

とりあえず、今回はこんなところで。。。。

イノ

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なお、今回の記事は、協働ラボの企画者である
株式会社 三角形 福岡さんと協働で作成させていただいてます。

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