90年代のヨガ?日本では夜明け前の「アレクサンダー・テクニーク」

「アレクサンダー・テクニーク」というものをご存知でしょうか?
恐らく日本人の9割以上が「知らない」と答えると思います。
実際、アレクサンダーテクニークの話を始めると、「大王?何のテクニック?」と聞かれるんです。
そりゃあそうですよね。。まずアレクサンダーが謎すぎる
謎の名前のついた"テクニック"が怪しくないわけがないですから(苦笑

では、
キアヌ・リーブスさんロビン・ウィリアムズさんが演劇のレッスンで取り入れていると聞いたら、
どうでしょうか?
ユーミン(松任谷由実さん)がステージでの緊張対策の一環でレッスンを受けたと聞いたら
齋藤孝さんがメンタルのセルフコントロールのために取り入れていると聞いたら
少しイメージが変わるかもしれません。

北米・ヨーロッパ・オーストラリアの、芸術系(音楽・ダンス・演劇等)・スポーツ系の大学では
必ずアレクサンダー・テクニークの授業があると聞いたら、
ちょっと信用度が上がるでしょう?(^_^)

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日本でのアレクサンダー・テクニークの立ち位置は、90年代のヨガに似ています。
海外では既にブームを越え定着しているものの、国内では「なんか怪しい」がゆえに一般的に広がっていないワーク。
つまりそれは、夜明け前、もしくは夜が明けたばかり、という段階なのだと思います。

とはいえ、夜のままではなく、明け始めては、います。

吹奏楽界やクラシック界ではここ数年、認知度もレッスンを受けた人数も急速に上がりました。
アレクサンダー・テクニーク=楽器のレッスンだという誤認もあるくらいには、楽器の世界では広まりつつあり
スポーツ界では既に数年前、一度認知度が上がった時期を通過済です。
芸術系学部で授業が行われている大学の数も増えてきました。

では怪しくはないとして、楽器やスポーツのためのワークなのか?というとそうでもないのです。

実はAT(アレクサンダー・テクニーク)はある意味万能で
音楽だろうがスポーツだろうがヨガだろうが日常生活だろうが会社生活だろうが
何にでも使えて、様々な問題を改善し、パフォーマンス向上の役に立ちます。
詳しくはこのマガジンで少しずつ、説明しますが
ATは自分の心身と建設的にお付き合いする力(本来全員が持っている)を回復していくワークと言えると思います。
元々持っているのにすり減らしていたポテンシャルを取り戻すメソッド。

本来の能力を無駄なく使えるからパフォーマンスが向上するわけです。
私自身、ATを勉強し始めてから肩こりがなくなり、メンタルが安定し、歌がうまくなり、体力がついて、人間関係が改善しました。

こんな風に書くと怪しさと眉唾度がだだ上がるだけかもしれませんが、事実だから仕方がない(苦笑

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ところで私は、ATの教師資格取得を目指して、会社員のかたわらBodyChanceという学校で勉強をしています。
同じく教師資格を取ろうとしている仲間や教師として活動している先輩たちは
楽器、歌、ヨガ、ピラティス、スポーツ、演劇、ダンス、そしてオフィスワークや緊張対策などとATを掛け合せ
さまざまな人の「やりたいこと」「手に入れたいこと」を叶える活動をしています。

私はこの謎の「アレクサンダー・テクニーク」を
主に、ポップスシンガーとビジネスパーソンに使ってもらえるよう、活動していきたいと思っています。
なぜなら、私がATを学ぶ中で得た二大要素が「声の上手な扱い方」「社会の中での生きやすさ」だから。
それらはイコール、私がずっと「手に入れたかった」のに「手に入れられなかった」ものでもありました。
長い間苦しかったものを逆転させたプランを、同じ悩みを持つ人にシェアしたいんです。

とはいえ、まだ夜明け前。
#note でATってこんなことだよ!こんなことに使えるよ!の発信をすることで
少しでもコミュニティが広がっていくといいなと、思っています♪

#アレクサンダーテクニーク #音楽 #スポーツ #演劇 #ビジネス #コミュニティ

読んでくださりありがとうございます☆サポートで美味しいコーヒーショップのミルクティを飲んで、またよい記事が書けるようにお勉強します!