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留学に反対している家族を説得する方法

はじめに

留学はお金がとてもかかるので家族が少し裕福でないとそう簡単にできることではない
そんな金銭的な理由で両親、又は家族があなたの留学したい夢を応援できないことが多くある
他にも、両親が古い考えを持っていて「日本で大学出ないと将来仕事に就けなくなるぞ」と海外への大学進出や酷い時には短期留学までも反対しているとInstagramのフォロワーさんから相談を受けたことがある

正しくは分からないが、きっとほとんどの親御さんは自分の子供のことが心配で仕方ないから反対する、という決断を取ってしまうのだと思う


気合いで押し切った私

留学したいな〜と言い始めた頃は家族全員に無視されるぐらい私が冗談で言ってると思われていた

欲しいもの・やりたいことを見つけるとすぐさま色々調べ始める私は既に本屋に行って留学ジャーナルやその他留学関係の雑誌を購入していた
そんな私を見た母は「あぁこいつ本気だわ...」と気づいたが賛成・反対どちらのリアクションもなかった

中学3年の夏休み中に行われた初めての三者面談(私、母、担任)ではハッキリと「日本の高校には行かない」と言い、担任を大変困らせてしまった
(私の中学校で高1から私学留学するなんて前代未聞であった)
夏休みの間には留学ジャーナルのセミナーなど様々な留学斡旋会社の説明会に行き、ひたすら情報を手に入れた
学校の宿題で3つの高校を見学すると言われていたが、自転車で行ける近所の高校で簡単に済ませた
この時私が留学したいと知っていたのは母と友達、あとは担任だけで、特に誰も大きな反応をくれなかったのでどんどん自分の道を進んで行った

ある日、祖父母の家で一緒にご飯を食べていた時に
祖父が「高校はどうするんだ?」と聞いてきたので「今のところはカナダかアメリカに留学したいって思ってるよ」と返した
すると祖父はキレて「そんなん無理に決まってんだろー!!」と怒鳴られたのを今でも覚えている
泣きそうになった、いや泣いていたか?
小さい頃からすごく欲しいものを買ってもらえなかったりした時はすごく機嫌が悪くなるクセがある
(今でも物事が思い通りにいかないとイライラしちゃうし、完璧主義を辞めることが一つのゴール)

夏休み明けに行われた三者面談では担任に「高校は日本の行ってトビタテ(公立高校での交換留学プログラム)で留学した方が経済的にも良いと思うよ」とアドバイスをくれたり「ここの国際高校は?制服可愛いし」とパンフレットを見せてくれたりと私の海外高校進出を諦めさせようと頑張っていた
一度決めたら意見を変えない私は担任の話を聞いてるフリをして20分間過ごした

特に私を止めようとしなかった母を信用してそれからは周りのみんなが受験勉強で燃えている中、私は留学先をアメリカに絞って受験する学校を選んでパスポートを取って着々と準備をし始めた
祖父も仕方ないかいう気になったのか(知らんが)何も言わなくなった(というか私が諦めさせてしまった)

私の強い気持ちが押し切り、思い通りにアメリカで高校三年間を過ごすことができたけど申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいである


誰かを説得する時のアドバイス

意見は一瞬でパッと変えることはまず難しい
頑固な私が言うと、他人の意見を聞きたくないのでとにかく耳を塞ぐ
ガミガミ言ってきたらとにかくその場を離れる
このように簡単に意見を変えてくれないような人を説得する時に大事なのはゆっくりと落ち着いた環境で会話をすること
家族揃って夕飯を食べている最中や、なるべくみんなが良いムードにいる時が良いと思う


オススメの説得方法

今回は家族を説得するためにできるいくつかのこと(実証済み)を紹介する

⑴ プレゼンする
会社などで客に物を売り込む時にプレゼンするよね?それと同じでなぜあなたの家族が留学の夢をサポートすべきなのかしっかりと伝える

・留学したい理由
(日本にいたくない、将来海外で働きたい、英語を話せるようになりたいなど)
・留学中の詳しいゴール
(TOEFLで何点取れるようになる、学校の成績オールA、100カ国以上の友達を作る、サッカーチームでレギュラーメンバーに入るなど)
・留学にかかる費用
(学校のウェブサイトを参考に学費・生活費など必要な費用を数字で見せる)
・留学中やその後のプラン
(家族はあなたの将来を心配しているでしょう、どんなプランを考えているのか安心させる)
・留学のメリット
(留学の長所を沢山並べる)

これらの内容を含んだ冊子やスライドショー、動画を作って家族に売り込む
どんな質問がくるか予想して事前に回答を準備しておくことも大事

例:海外で一人暮らしなんて出来るの?
→学校の寮に住んだり、ホームステイしたり一人暮らし以外にも色々選択肢があるから心配ないよ

例:英語喋りたいんなら日本でも勉強できるでしょ?
→日本人に伝わる英語じゃなくて世界中の人に伝わる英語を話せるようになりたい


⑵条件を与える
これだけ留学したいんだ、という気持ちを見せるために可能な限りで出来るだけ条件を付けて交渉する

・留学費の半分を自腹で払う
(今まで留学のために貯金しているお金がある場合)
・仕送りなし
(貯金したお金・留学中に稼ぐお金でやりくりできる場合)
・飛行機代は自分で出す
・毎日家族と連絡を取る
(もしあなたのことが心配で留学させたくない場合)


最後に

留学は危険もあるしとてもリスキーなので家族が反対するのも当たり前、だからといって簡単に諦めるべきではない
(諦められるっていうことはそこまでだった、ってことになるけど)
人生の大きな決断をする時は自己中になりがちだが、落ち着いて外からの視点で考えられるようになることも大切だ
留学に対して強い思いがあり、あなたの将来にプラスになるという自信があるのならば諦めずに家族を説得するべきである

頑張れ〜!


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