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自己を表現するということ

マズローの欲求5段階説というものがある。
人間の欲求を5段階に示したもので、その階層の欲求が満たされると次の欲求が生まれる、というものだ。

1番下は生理的欲求。食べたり寝たりする、生きる上では最低限必要なこと。

2番目は安全・安心の欲求。1番下の生理的欲求が満たされると、それを継続できるよう、自身の安全・安定への欲求となる。

3番目は所属と愛の要求。2番目の 安全・安心の欲求が満たされると、集団に所属したい、誰かと一緒にいたいという欲求へ変わる。

4番目は承認の欲求。今若者のSNSなどで話題である、認められたいし注目してほしい、という欲求である。3番目の欲求が満たされると、今度はその集団から認められたいと思うようになる。

5番目は自己実現の欲求。これが一番高次な欲求といわれている。自分の想いや可能性を表現したい。
「自己を表現したい」それは人に認められたいという承認欲求からではなく、自分のやりたいことを最大限に発揮して自分が行いたいという欲求である。

最後に人間が求めるものは、自己の存在を自己で認めることなのかもしれない。
他者から承認されることではなく、自己が実現され、それを表現することそれを自分で認めること。

自分自身を実現し、自分のために生きている人が1番人間らしい生き方をしているのだ。

私は、下層が全て満たされているのかと問われると堂々と首を縦に振ることができない。

しかし、自分のために生きていきたいと切に思っている。
自己を表現したいのだ。自己実現をして自分で自分を認めたいと思う。

それが今まで、絵なのか文章なのか音楽なのかわからなかった。
だけど、今は文章で自分を表現したいと思っている。

想いや意志を表現し、伝えたい。
他者に認められなくても、私は自分が思うことをしたい。

自分が紡ぐ言葉や可能性を、私は自分で認めたい。

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