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学校をお休みし、「明日学校行くの嫌だなぁ」と言った長女。これがきっかけで、私の世界が広がりました。

雨上がりの朝に、次女のさきちゃんが小さなカタツムリを見つけました♡

小さなカタツムリに、可愛い可愛い!!と二人で大騒ぎ(*´꒳`*)

こんな何気ない時間を楽しめるようになった自分に、ちょっと嬉しくなった朝でした♡

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ここから今日のお話(*´꒳`*)


これは、今は小学2年生の長女花ちゃんが、1年生の時のお話です。


学校をお休みした花ちゃんが、珍しく「明日学校に行くの、嫌だなぁ」と言いました。



理由を聞いてみたところ、


以前、お休みした翌日に、学校へ行くと
花ちゃんの机の上に、落書きがされていたそうです。


誰が書いたのかはわからないけれど、その頃どうしても反りの合わないお友達がいて、その子が書いたに決まってる!!と花ちゃんは話してくれました。


それでどうしたのか?を花ちゃんに聞いたところ
「自分で消したよ」と。


先生には話した?と聞くと
「言おうと思ったんだけど、忘れちゃったー(´∀`)」とのことでした。




あなたは、もし、自分の子供からこんな話をされたら
どう思いますか?




私はね、
「花ちゃんのお休みの日に、机に落書きするなんて、許せないー!!」
と衝動的に思ったのですが、


先生に言おうと思ったけど、忘れちゃったー(´∀`)と笑う花ちゃんに、
「忘れるぐらいだから、そこまで気にしてないか♡花ちゃんがいいなら、まぁいっか!」と思いました。


でね、
これを自己肯定感高めの旦那に話したんです(*´꒳`*)


そこで返ってきた言葉は、私の心をチクッとさせるものでした・・・。


旦那は、私の話を聞きこう言いました。


「それ、花ちゃん先生に言うの忘れたんじゃないと思うよ。
言いたくても、言えなかったんだと思うよ。」と・・・。


花ちゃんは、人見知りや場所見知りが、小さい時から他の子よりすごく強く、
元気で明るく活発的なタイプではなく、おっとり優しくマイペースなタイプ。


誰にでもすぐ打ち解けて、自分の気持ちを表現したり、自分の気持ちを伝えるのが、得意なタイプではありません。


それが悪いわけではないんだけど、
嫌なことを嫌と伝えられなかったり
困った時に先生に相談できず
一人机の落書きを消す花ちゃんの姿を想像したら


なんだか胸がすごく痛くなりました。


「先生に言うの忘れちゃったー(´∀`)」とヘラヘラしてる花ちゃんをみて
、私は安心してしまったけど、
もし旦那の言うように、本当は先生に言いたくても言えなかったのなら「花ちゃんがかわいそうだったな・・・」と思ったんです。




でね、かわいそうという気持ちもあったけど、

もう一つ、私の中であった気持ちがあって。。。それは



嫌なことを嫌だと言えない花ちゃんを、
先生に言いたいのに、助けを求められない花ちゃんを、そんなんでこの先大丈夫か?((((;゚Д゚)))))))と心配し不安になっていたんです。



つまり、花ちゃんの行動を
無意識に、勝手に問題扱いしていました。



でも、旦那はそんな花ちゃんのことを、全くもって1ミリたりとも問題扱いをしていなかった。



旦那は、花ちゃんのことを
この子は完璧な子と、全身全霊で信じて疑っていないんです。


それは、花ちゃんだけじゃなく、次女の咲ちゃんのことも同じ。


だからね、花ちゃんがどんな行動をしたとしても
どんな選択を選んだとしても



それでいいんだよ。それが花ちゃんにとっての正解なんだよ!と旦那に言われ、私の頭はパカーーーーン!!!と開かれた気持ちになったんです。



続けて、旦那にこう言われました。


この世には、どの行動が正しくて、どの行動が間違っているかなんて
そんなもの存在しないんだよ?


ただ、花ちゃんの中だけには正解がある。


もし、この先、また同じように
机に落書きがされ続けたとして



嫌になって、犯人を探す行動をしてもいいし
一人で消し続けるでも良い。


嫌になって先生に言うでもいいし、
先生に言うのは勇気がいるから、友達に言ってもらうように頼んでもいい。
怖くて恥ずかしくて言えないなら、言わなくてもいい。


どんな方法も、正解も間違いもない。
どんな方法も、ダメとか良いとかない。


だから、俺たちにできることは
花ちゃんが選んだことを、尊重して、見守ることしかできない。
信じて、いつでも味方でいることしかできない。



アドバイスを求められたら、どうしたら良いか話すかもしれないけど、それをやるかやらないかは、花ちゃんが自分で選べばいい。


もし、花ちゃんが、助けて!と言ってきた時は
全力で助ける!


花ちゃんが助けて欲しい時に、助けて!!と言えるようになるためにも、なんでも話せる場所を作ってあげたいと思う。


そのためには、花ちゃんは完璧だと信じて、否定したり、アドバイスとかせずに、
ただただ話を聞いて、認めてあげれば良いんだと思うよ(*´꒳`*)


と言われました。



私は、呆然として、ただただ聞くことしかできませんでした。笑




きっと、旦那と話をしなかったら、


私は花ちゃんに
「嫌な時は嫌と言っていいんだよ?」とか
「いつでも先生に遠慮せず、言っていいんだからね?」とか
求められてもないのに、余計なアドバイスをしてしまっていただろうな・・・と思いました。笑



この話を旦那としたことで
自分の世界の小ささと、狭さに改めて気付かされたんです。



この世には、正解も不正解もない。



それが分かりつつあった時に、この出来事があり
私の中で、この世には正解も不正解もないんだと
本当に本当に!ないんだ!!と実感するきっかけになりました。



何より
旦那と私の価値観が違いすぎることからも、この世には絶対的な正解とか不正解ってない事の証明になりますよね。笑



私にとってのだめ!が旦那にとってはダメではなかったし、
私にとっての正解が、旦那にとっての正解ではなかった。


私は自分の中にある価値観だけでしか、物事が考えられていなかった。


しかも、めちゃくちゃ怖い価値観の中で。


嫌なことを嫌だと言えない花ちゃんを、
先生に言いたいのに、助けを求められない花ちゃんを、そんなんでこの先大丈夫か?((((;゚Д゚)))))))と不安になったのは


そのままの弱い花ちゃんだと、この怖い世界では通用しないんじゃないか?と思っていたから。



だから、そんな花ちゃんを救いたくて
「嫌な時は嫌と言っていいんだよ?」とか
「いつでも先生に遠慮せず、言っていいんだからね?」とか言ったとしても


花ちゃんに伝わるのは


そのままのあなたじゃダメだよ!
もっと強くならなきゃ、生きていけないよ?世界はとっても怖いんだからね!


こっちの気持ちしか伝わらなくて

結局、ありのままの花ちゃんを、壊してしまいかねなかった・・・。




旦那に、「花ちゃんのこと、心配じゃないの?」と聞くと



「全然心配じゃない。だって、人生ってそういうもんじゃん」とサラッと言われました。


この旦那の言葉で、「人生って、良いことも悪いこともあるけれど、それを自分で乗り越えていくものじゃん?」と言われてる気持ちになりました。



旦那が、子供たちを、全身全霊で信頼できるのは

旦那が、自分自身を全身全霊で信頼しているから。



私が、子供たちを、全身全霊で信頼できていないのは

私自が、自分自身を全身全霊で信頼できていなかったから。



子供たちを信頼したいのなら、

まずは!自分自身を、全身全霊で信じられる、そんな自分になることが先なのだ(*´꒳`*)


ということで!まとめーーー♡



この世界には、正解も不正解もなくて

良いとかダメとかもない!

だからこそ

何を選択してもいい!

誰に何と言われようと、自分で決めたことが正解で

誰にどう思われようと、自分で決めた行動は間違っていない。

だから、誰の正解も求めなくて良い

誰とも答え合わせをしなくて良い。

自分でだした答えを、全身全霊で誰よりも信じてあげる!

それが、自分を信頼する方法で、他人を信頼する方法なんだ!!!

と、さおりの頭がパカーーーーん!して、一気に自分の頭の中の世界が、広がるきっかけとなったお話しでした♡

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