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反省文

このたびは、自分の適量以上にお酒を飲みすぎてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。

もう飲まないと何度誓ったことか。それすらも忘れてしまい、お酒を飲みすぎてしまう自分の愚かさに反省しかございません。私の自分に対する甘さからくるものだと、深く反省しております。

飲まないと誓うのは、大抵、突き抜けるような青い空が広がる朝です。こんなにも天気の良い一日の始まりを、頭痛、吐き気で迎えなければならない愚かさに私自身、辟易いたします。

しかし、昼が過ぎると頭の中で槇原敬之が歌を歌い始めます。
「もう飲まないなんて言わないよ絶対」
優しい歌声が頭の中でリフレインするのです。

昼も過ぎれば二日酔い忘るる。

そして、その日の晩も懲りずにお酒を飲んでしまうのです。流石に二日酔いの日の飲酒量は控えることとしておりますが、自分で立てた誓いをあっさりと折ってしまう愚かさに情けなくなります。

反省すべきはそれだけではありません。
何より反省すべきは、お酒を飲んで節度のない態度をとってしまうことです。短気は損気とはよくいったものですが、痛いところを突かれると余裕ながなくなり、不遜な態度をとってしまうのです。

今年44歳になるというのに、一向に大人になれない自分に情けなくなります。次の日、猛省し、謝罪に走り回るぐらいであれば、最初から飲まなければいいものをと思いますが、お酒は悪いことばかりではないということを知っているので、どうしてもやめられません。

お酒によって炙り出される私自身の愚かさに胸焼けを起こしますが、平常時では気付くことのできない私の改善すべき点を知ることができる良い機会であると、考え方を改めようと思います。

今後はこのようにお酒によって炙り出される愚かな面を改善できるよう、細心の注意を払うとともに、酒席を首席で卒業できるよう節度ある態度を心がけたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。


令和6年4月14日
猿荻レオン☺︎





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