見出し画像

あたりまえじゃないことに気づいたとき

今まで過ごしていたことが当たり前じゃなくなった世の中になって約4ヶ月ほどかな。
金沢のゲストハウスで2月末まで働いて辞めた直後、コロナ騒動。
海外の観光客が来て潤っていたインバウンド事業もフラットになった。
99.9%の外国人観光客が世の中から減った。だれが想像していただろうか。

そのタイミングで長崎へ移動。ど田舎すぎて隔離されたような地域で3ヶ月過ごす。コロナのコの字もないくらい。なにごともなかったように過ごした。
シゴト終わりに釣りしたり、焚き火したり、農家のお手伝いしたり。
シェアハウスでみんなでご飯食べて、時には地域の子供たちにこども食堂したり。世の中からは切り離されたような場所だった。

コロナ騒動が一旦落ち着き始めたので、そのタイミングで移動。再び金沢へ。

その直後すぐ事件は起きた。ふらーっと歩いてたら車に引かれた。突然のことすぎてよくわからなかったけど、気づいたら病院だった。検査も終わっていた。
死ぬかと思った。はじめて死を目の前にした。怖くなった。
いつかは死ぬとはわかっていたつもりだけど、全然わかっていなかった。

死ななくてよかったなと同時に、生きていることに幸せを感じ噛み締めた。

当たり前が当たり前じゃないということに気づいた時間だった。
このタイミングで改めて気づけてよかった。

自分の周りの大事な人には自分の感じていること想っていることは伝えていこう。立ち止まっているわけにはいかず、進み続けよう。そんなことを想った一日だったから書き留めておく。