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料理が娘の成長につながった

画像は10歳の末娘が作ったカレーパン。
食パンに切れ目を入れて、カレーとチーズを入れ、溶き卵とパン粉をまぶして、焼きました。
娘が料理をするのは、不登校になってから。
日々家にいて時間を持て余す娘に悩んでいた時、塾の先生に勧められたのが料理でした。

料理は大人になってからも役に立つし、おいしいものを作れたら楽しい。

なるほど。
ちょうど昼食の用意にも負担を感じていたので、娘に作ってもらうことにしました。
それが、娘にぴったりでした。

娘はこだわりが強いです。
同じことを毎回同じように、じぶんなりの手順でしたい。
それを乱されることが、嫌い。

例えば、ランドセルの中の教科書やファイルは常に同じ順番で並んでいます。
じぶんなりの「きまり」があり、他人によって乱されることが許せない。

毎日いろんなことにイライラし、家族ともぶつかります。
じぶんが作ったルールで、本人が一番苦しめられているように見えました。

きまり通りじゃなくても大丈夫だよ、と言ったところで、納得しません。

ところが、料理を始めてから変化がありました。

娘の大好きな、たまごやき。

間違えて、砂糖を多めに入れたことがあります。
そのことに気づいて、キーキー怒りだす娘。
でも、食べてみたら、甘いなりにこれもおいしい!
上手く巻けない日だって、味は変わらない。

同じ料理でも、毎回条件が違います。
じゃがいも2個でも、同じじゃがいもは存在しないので、その時によって味付けやかかる時間も異なります。

はじめはいちいち怒っていました。笑
でも、食べてみたらおいしい、の力はすごい。
娘の中で、腑に落ちたのでしょう。

こうじゃなくても良いかも。
どちらでも大丈夫なんだ。

そんな体験を繰り返し、次第に日常生活に関しても大らかになりました。

それだけではなく、こだわりの強さが生かされ、丁寧に間違えのないおいしいものを作ります。
感覚過敏なので、L玉とM玉のゆで卵の微妙な味の違いもわかるそう。

最近は季節のケーキも作ります。

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主婦歴20年の私も、脱帽です。
適当パンチの名もなき料理ばかりなので。汗

娘のお気に入りのレシピサイトは白ご飯.com

今日は角煮が仕込まれています。

娘が作ったものに、みんなよろこびます。
その様子に、娘もよろこびます。
うれしい循環です。

今日もそれぞれが楽しいことをして、繋がっていけたらいいな。

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自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。

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