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梅と思い出【梅コラム】

梅を通して人と出会うようになって、

「幼い頃、家族で梅の実を取りに行ったことを思い出した」
「お父さんに肩車してもらって梅をもいだことを思い出した」

など、のお話を聞かせて頂くことがありました。

かく言う私も、梅といえば梅干で、
それは母の作っている梅干。
母に繋がります。

また母は、杉田梅の梅干しを食べて、
「子供の頃に食べた梅と同じ味がする」といいました。

梅というのは
人の記憶と深く結びついている存在なんだなと
改めて感じます。

たかが梅、されど梅

ひとそれぞれの
愛おしい
梅との記憶

そう思うと、大宰府に流された道真公の元に飛んでいったとされる「飛梅」の話も、ある意味、本当のことではないかと思うのです。

梅の季節、
皆さんの中に、また一つ
梅との優しい思い出が、刻まれますように。

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