Satoshi Kirisawa

ロサンゼルスでドラマーとして生きていくためにリズムを研究し、そしてその秘密がアフリカに…

Satoshi Kirisawa

ロサンゼルスでドラマーとして生きていくためにリズムを研究し、そしてその秘密がアフリカにある事を発見。 これは音楽のみでなく体を使う事、特に陸上競技に使えます。『リズムのない動きは一切ない』『音楽はリズムの使い道の一つにしか過ぎない』『4分音符は宇宙だ』

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桐沢 暁 ドラマー プロフィール

はいキリサーです。 YouTubeやSNSでアメリカでプロドラマーやっています!と言いながら『本当にこいつドラマーなのか?』疑惑がある僕ですが、共演者や関わってきた仕事はかなりバグっています、、、。 思い出せる限り列挙してみました。 トランペットCarl Saunders (Jazz MF) Wayne Bergeron Bobby Burns Jr. (Earth Wind & Fire) Lee Thornburg (Tower of Power, Chicago

    • ドラマーの為の初見演奏講座

      初見演奏、譜面を渡されパッとその場で演奏する。 いわゆる「プロの技の代名詞的」な位置づけで皆さんも「できたらカッコいいなぁ」という憧れと同時に「初めるきっかけが掴めない」「正直怖い』という事はありませんか? なぜ初見演奏のハードルは高いか? これは矛盾しているかもしれませんが、原因は「譜面の読み方も分からないまま「初見で演奏」をしてしまうから」だと僕は考えます。 「初見演奏」は文字の如く、その場で渡された譜面をリハーサルもなしで演奏するという事ですが 譜面の読み方もわ

      • 桐沢ドラム・ラボ 始まります!

        はい桐沢です! YouTubeでドラムを全く出さず、本当にこいつドラマーなのか説が出ている僕、桐沢がついにドラムスクールを立ち上げました! 多分これを読んでいただいている方は僕の発信に興味を持たれた方だと思いますので、僕がドラムの超絶テクニック、新しいフレーズやカッコいいフィルインなどを教えるスクールとは想像していないと思います。  僕のアメリカでの演奏をまとめて見ました。 僕がこのスクールで教えたいのは、本当のリズムを操り、世界どこへ行っても通用するドラマーを育てる

        • ドラム・ラボ スケジュール

          何をやるかではなく、どうやるかが重要第1回目 ・アフリカのメトロノーム ・練習パッドでアフリカンコンセプトを理解する。 ・チェンジup down ・スティックの持ち方 ・翌週Facebook上で課題の発表、同じ課題の違う取り組み方 第2回目 ・振動を取り入れる ・アフリカのメトロノームを歌う ・歌う、叩く、踊る(足踏み)とアフリカのメトロノーム この3点を練習に落とし込む ・歩く ・翌週Facebook上で課題の発表、同じ課題の違う取り組み方 第3回目 ・スティッ

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        桐沢 暁 ドラマー プロフィール

          リズム・ダ・モンデ オンラインサロン始めます!

          『自分の知識を共有する事で知識は深まる』 はい桐沢です! 2018年からYouTubeで『本当のリズムってさぁ』という動画を出し続けてもう1年半が経ちました。気が付けばもう150本以上の動画を出し、ドラマーのくにせにドラムで絶対にリズムを説明しないというポリシーを貫き通し喋りのみでリズムを説明し、誰もしなかった僕らが受けてきた音楽教育にまで疑問を投げかける。 そんな異彩を放つ発信者として活動を続けています。 ありがたいことに毎日毎日とても興味深いメールが僕の元に届きます。

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          『世界に通じるリズム感をつける』

          はい桐沢 暁です🤘 2020年、世界を襲ったパンデミックの始まる少し前から、ここロサンゼルスから日本に向け 『世界に通じるリズム感をつける』 とまあ、、、なんとも大きく振りかぶったリズムのオンラインレッスンをはじめました。 ここ半年くらいは長らく止まっていた演奏仕事も徐々に増え、加えて本気なリズム感の本 『僕らは本当にリズム感が悪いのか?』 発売日未定 ●こちらから事前のクチコミがTwitterで見れます この本にほぼ全ての時間を割いていましたが、やっと書き終わ

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          音楽家こそ見て欲しいダンス動画

          僕が日頃から見て影響されたダンス動画を紹介したいと思います。 リズム感をめちゃくちゃ刺激されます! まずはJames Brownが教えるダンス James Brown gives you dancing lessons 最初のダンスからもうシビれます! ダンスの名前も興味深いです Boogaloo, Funky Chicken, The Old James Brown, Mashed Potato, Camel Walk, Robot and Soul Train

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          差別の中での共演

          はい桐沢です 僕のいるアメリカでは、今だに人種差別があります。 しかし差別は良くないとの考えあり、言葉を少し変え『人種区別』となり 白人地域、黒人地域は今でもはっきりとここLAでは別れています。 皆さんも知っての通りこれでもだいぶマシになったのです。 昔はアメリカ国内で黒人というだけの理由で、リンチにあい殺される  という事が日常的に起きていました。 有名なビリーホリデイの歌『奇妙な果実』 これはリンチにあった黒人が殺され木に吊るされるという事を果実に例えて歌った

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          ラテンの世界ナメんなよ👊

          はい桐沢です🖐 みなさんラテンミュージックって言葉に聞き馴染みはありますか? まあぱっと思い出すと サンバ ボサノバ レゲエ サルサ などなど、楽器を演奏する以外の方も聞いた事がある音楽の種類だと思います。 僕らはこれを総じて『ラテンミュージック』と言ったりします。 ラテンという言葉の語源は古代ローマにあるらしく 今ではイタリア・スペイン・フランスなどの南欧州と昔はスペインやポルトガルの植民地だった中南米の文化や人種のことでだそうです。 ざっくりな感触ですとラテン

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          アフリカ人が語るアフリカ音楽

          はい桐沢です クヮベナ・ンケティア もう一度 クヮベナ・ンケティア 声を出して クヮベナ・ンケティア これなんだと思います? 写真の人の名前です! 今日は本を紹介しますね いつも紹介しているアフリカ研究の大先輩、塚田健一さんの本 アフリカの音の世界 僕のバイブルとしてYouTubeやTwitterで紹介したところ、速攻で売り切れ なんと今アマゾンでは、、、 このリンクから冷やかしがてら値段を見てください アフリカの音の世界 僕は送料込みで700円くらいで

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          白人リズムと黒人リズムの違い

          はい桐沢です メールマガジン2回目! 今回は白人リズムと黒人リズムの違いがハッキリとわかる動画を紹介したいと思います! 僕らは『黒人のリズムは良い!』 との認識はあるものの、はたしてどこが良いのか、なんだかよくわかっていません。 Twitterでも何度か紹介しているのですが、この動画は比較対象があるためハッキリと違いが見えます ビーン・クロスビー(白人)がルイ・アームストロング(黒人)を呼んで歌の掛け合いするのですが、ビーンののっぺりとした歌に、ルイの強力な歌が追い討

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          幻のメルマガ 第一号

          桐沢です! 先日はレッスンを受けていただいて誠にありがとうございます。 本当にお互いが刺激し合い新しい発見が沢山あるとても有意義な時間だったと思い、今でも思い出すだけでワクワクします。 レッスンを受けていただいた方に定期的にリズムに限らず僕の好奇心をくすぐりまくる、資料のご紹介を送りたいと思っています。 僕はLAで活動するドラマーなんですが、ドラムの話は滅多にしません。 意識的に避けている訳ではなく、心からドラマー目線という一つの切り口からでは真実に届くには物足りな

          幻のメルマガ 第一号

          ロサンゼルスで良かったこと

          ロスアンゼルスで良かった事 違和感を感じる大事さ 前回はもうロスじゃないかもと書いたのですが今回はその逆。 アメリカは言わずと知れた他民族国家、役者、ミュージシャン、食事であれ、それぞれのジャンルのエキスパートが簡単にみつかります。 このビデオを見ていただきたいのですが、僕以外はその分野のエキスパート。共通語はスペイン語です。(僕は5:30くらいから映ります) 音楽好きな方なら一発で分かると思いますが、僕だけ匂いが違うんです。 もうこれは仕方ない、僕はラテンのエキス

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          音楽の都LAは終わる?

          『もうロサンゼルスではないかも』 久石譲氏の本『感動を作れますか?」を読んでいます。彼の仕事に対する姿勢にただただ脱帽。良本です。お勧めします。 タイトルに書きましたが『もうロサンゼルスではないかも」です。来年で渡米10年になりますが、音楽業界のみならず、エンターテイメント業界や日常に至るまで、徐々に息苦しくなっているのを肌で感じます。 極端な話、搾取する側に回らないと、まともに生きて行けない街になってきました。搾取される側からなんとかする側に回りたいと考えている人が増

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          歌もの8ビートを極める Levon Helm

          ドラムとベースで一緒に歌いながらグルーヴを一緒に作る 歌うドラマー Levon Helmを紹介したいと思います。 僕のLAでの最初の頃の仕事はダンスバンドいわゆるカバーバンド仕事でした。一晩中8ビートきお客さんを踊らせるという仕事。 難しいことは一切なく、ただ8ビートを刻むという現場。 難しいことはないと言ったのですが、難しいのは8ビートを刻むこと。 歌の後ろでちゃんとした8ビートを刻むことがこんなに難しいとは、、、 初めてこの現場に行かせてもらったのが渡米半年目。

          歌もの8ビートを極める Levon Helm

          8ビートを作った男 8ビートを極める 2回目

          今回は僕がロサンゼルスでドラマーとして生きていくために確実に効いたCD,DVDやら本などを紹介していきます。 僕はロサンゼルスの学校を卒業して12年経ちますが、ずっとロスアンゼルスでプロとして演奏しています。タワーオブパワーのメンバーなんかとよく一緒に演奏しています。 しかし最初から順風満帆ではなく、常にグルーヴの路頭に迷いながら、試行錯誤をしてはうまくいかず、深夜のスポーツジムで体育座りしながら泣いていました。 そんなグルーヴ難民だった僕がロスアンゼルスで路頭に迷いまく

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