外の空気を吸うのが好きだ。外の風に当たるのが好きだ。

春の匂い、夏の匂い、秋の匂い、冬の匂い。それぞれ違うけれど、あぁ、この季節が来たなって分かる匂い。

草木が芽吹く匂いや、アスファルトの照りつく匂い、寒さを運んでくる風の匂い。どの空気も好きで、その季節にあった出来事を思い出して新しい季節を迎える。

今年はどんな季節を過ごそうかな、いろいろと思い出を作りたいな。

季節を過ごすごとに、会いたい人が浮かぶ。

ずっと建物の中で過ごしていると、無性に外に出たくなる。私は閉鎖的な空間（物理的にも精神的にも）が苦手なのだ。

不自然な冷たい風、温風。体に無理をさせて体温を奪っていく。

外に出てカフェやランチに行ったりするように、外でやりたい仕事ができたらいいな。

コンクリートに囲まれて働いていると、職場の人や周りの目が気になってちゃんとしなきゃとかサボってると思われないようにしようとか変に力が入ってしまうからすごく疲れる。

あとは、窓が少ないとか。少しでも外の景色が見られれば、気分が落ち着く人は多いと思う。

外の景色を見ていれば、他人の悪口を言ったり辛いことを考える頻度も減ると思う。

せっかく春夏秋冬ある日本に生まれたんだから、通勤の時だけしか季節を感じられないのは勿体無いなぁって。

休日は家にいることが多いけれど、必ず外に出たくなる。ベランダに出て外の空気を吸ったり、買い物がてら散歩をしたり。なんだか外に出ないと勿体無い休日を過ごした気分になる。

仕事を休んでいた時も大きな池のある公園に行ったり、電車で遠方の森林公園まで行ったりして自然からパワーをもらってた。

人工物に触れてばかりいると、気分がモヤモヤするし息苦しい。

カラオケやショッピングなどの施設に行くのはとても楽しいけれど、公園でだべったり河川敷や原っぱでピクニックする方が好きだ。

外で食べるご飯が美味しいように、誰と過ごすかも重要だと感じる。