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【第2回】堪能しよう温故知新の街「狛江」

どうも、グルメライター兼サウナマニアのだいちです。

サウナが大好きで日本全国300以上のサウナ施設を訪れてきた。

そんな本日巡る街は、狛江駅周辺。

初めに言っておくが「サウナ・サウナ・サウナ」のISSUEは時系列通りではない。
先週行ったものもあれば、数ヶ月前に遡るものもある。
それを理解していただいた上で見てもらえたら嬉しい。


早速本題に入っていきたい。

12時頃に小田急線の狛江駅に到着。
2回目にしていきなり23区を飛び出す。
なぜなら、狛江にはコスパ抜群のお寿司屋さんがあり、2023年4月末にハイクオリティのリノベーションサウナがオープンしたからである。こんなに好奇心を掻き立てられることはそうない。

寿司

狛江駅から南に1,2分歩くとそのお店はある。
錆びついた看板、経年劣化で若干黒ずむ店構え、そして、達筆に「味」と書かれた緋色の暖簾。この面構えに間違いはない。

外観
暖簾

そのお店こそ、「寿し処 おお田」

ひらがなの使い方が絶妙で、なんとも予測変換泣かせである。

どう頑張ったって一回で「寿し」や「おお田」は予測変換には出てこない。

いちいち「寿司」→「寿(司を消す)」→「寿し」と打たないといけないし、いちいち「おお」+「田」=「おお田」と打たないでいけない、、

そんなことは置いておいて、中に入ろう。

中を覗いて「2人です」と人数を伝えると、「カウンターでも大丈夫?準備するからちょっと待ってね」と大将の優しい言葉。

お昼時ということもあり、1階のみならず、2階も満席。
運良く最後に空いていた2席に座ることができたようだ。

私たち以外は常連さんだらけで、みんなお昼からテレビで流れる競馬を観ながら日本酒を堪能している。
そして、家族に頼まれたのであろうお父さんが競走馬のように勢いよく寿司をお持ち帰りしていく。この光景が何度も続くというのがまた面白い。おそらく、近くに住む家庭では休日になるとお父さんにお寿司をお持ち帰りさせるのが当たり前のようだ。

メニュー

ランチメニューは6種類あり、
前の週に27歳の誕生日を迎えた自分に遅れた誕生日プレゼントと言わんばかりに、一番高い「特上握り寿司 2,200円」を注文。
メニューの寿司は「寿し」ではなく、普通に「寿司」って書くんかいと心の中でツッコむ。

注文してすぐに目の前に寿司下駄、その上にガリがセッティング。
それからテンポ良くお寿司が乗せられていく。

特上握り寿司の内容は、
・鯛
・赤身
・中トロ
・車海老
・帆立
・ウニ
・イクラ
・卵
・マグロの手巻き
・あおさの味噌汁

こんなにゴージャスなラインナップなのに2,200円はお得すぎる。

車海老/ホタテ/鯛/中トロ/赤身
鯛/中トロ/赤身
ウニ&イクラ

そして、全部ネタが大きい。
普通のお寿司屋さんよりもシャリが多いのに、そのシャリを覆い尽くすほど大きなネタたち。

見た目だけではなく、味も抜群。

特に車海老が立派で甘く、そのたっぷり旨味の詰まった身を頬張った瞬間に、井上尚弥のような綺麗なワンツーからのフックというより、エメリヤーエンコ・ヒョードルのような雑だけどめちゃくちゃ重い左フックを食らったようで、一瞬ブラックアウトしそうになってしまった。

ネタの大きさと新鮮さに面食らったが、優しく包み込んでくれるあおさの味噌汁を飲み干すことで正気を取り戻した。

「ごちそうさまでした、美味しかったです」と告げて、お会計を済ませる。

私たちが来る前から日本酒を飲んでいた常連さんはおかわりを重ね、日本酒を飲み続けていた。

この上ない満足感を抱えながらお店を後にする。

コーヒー

お次はコーヒー。
食事の後のコーヒー、サウナ前のコーヒーと決まっている。

寿し処 おお田からコーヒーの香りに誘われて歩くこと約7分、「堀口珈琲 狛江店」に到着。

外観

マンションの1階にありながら、開放的で広い店内は家族連れや1人でのんびりしている人で賑わっている。

席に着くとピチッとした身なりの店員さんが丁寧にコーヒーを中心としたメニューの説明をしてくれる。

メニュー

それもそのはず、メニューを見ればこのお店がどれだけコーヒーにこだわっているのかがわかる。創業者の堀口氏はまさにコーヒーの変態だ。

ひとまず、SPECIALTY BLEND CLASSIC 7とaosan 角食トーストを注文。

SPECIALTY BLEND CLASSIC 7
aosan 角食トースト

友人と話しながら堀口珈琲王道のコーヒーとマーマレードをたっぷりとつけたトーストを愉しんだら、コーヒーのおかわりを。

2杯目は店員さんおすすめのパパブレンドを注文。

パパブレンド

2杯目からは読書タイム。コーヒーを味わいながらのんびりと読書をする。
やはり、読書好きな友人の存在は貴重だ。

この日読む本は「ひとり歩きの会話集⑦ ヒンディー語」。

仕事でヒンディー語圏の方々とお話しすることが多くなるということで、独学でヒンディー語の勉強をしているのだが、日常で使い所がないし文字も難しいので一向に上達しない。

ヒンディー語を諦めてお会計を済ませる。
ここはクレジットカードが使えるのがありがたい。

また一つ良いお店を見つけて嬉しいなとニヤニヤしながら外を出ると、そこには長蛇の列が。長居してしまってごめんなさい。

サウナ

お次は本日のメインディッシュのサウナへ。

堀口珈琲から歩くこと約5分、「狛江湯」に到着。

外観
ようこそと言わんばかりの陽気な暖簾

2023年4月末にリニューアルオープンしたということで、外観は明るくて綺麗。
その隣には角打ちスタンドのようなスペースが。サウナを出たらここで一杯飲もう。

看板

お店に入ると、「サウナでしたら今からお客さんが出るので少々お待ちください」と言われ、5分待って入店。さすがは人気施設。5分程度なら喜んで待ちますよ。

靴を入れ、鍵を抜き受付へ。

PayPayでお会計を済ませ、鍵を預け、サウナバンドをつけてもらい、タオルを受け取りいざ脱衣所へ。

リニューアルした施設や新しい施設はどんな脱衣所をしているのか、そして、どんな雰囲気なのか脱衣所に入るのがワクワクして仕方がない。

脱衣所は白を基調としており清潔感抜群。

浴室は水色のタイルで覆われており落ち着く。
水色のイケているタイルとカランに置かれた黄色のケロリン桶。温故知新といった感じだろうか、個人的には好きな組み合わせ。

熱湯だけじゃなくて、炭酸泉もありお風呂の満足度は高い。

サウナは、ヒノキの香りが漂うサウナ施設顔負けのスペック。
SAWO製の電気ストーブは、20分間隔でオートロウリュを発動させ、常に90℃と高湿度をキープする。

ハイスペックサウナで身体の芯まで温めたら汗をしっかり流して、天然水掛け流し14℃の水風呂で熱った身体をクールダウン。

水深は約90cmあり、肩までしっかりと浸かれる。1-2分水風呂に入ったら、身体を拭いてととのいスペースへ。

これを3セット繰り返し、カウンターへ。

ハイサワーがあるお店にハズレなし!

風が気持ち良い角打ちスタンドで「金魚」を注文。
渇いた喉や身体にドライなシャリキンが染み渡る。

金魚

それよりもチューハイに大葉と唐辛子を入れるという奇抜な組み合わせを考えた呑兵衛は偉大である。
長くなるので金魚の発明秘話はまた別の機会にお話ししましょう。

ととのった後に濃いめの金魚でクラクラしながら気持ちの良い風と共に今日一日を振り返る。

感想は一言。

狛江は、渋さと新しさが共存したいい街でした。

次はどの街にしようかな~

本日使ったお金

・特上握り寿司    2,200円
・コーヒー(1杯目) 600円
・角食トースト     380円
・コーヒー(2杯目) 500円
・サウナ      1,200円(タオル付き)
・金魚       550円
合計 5,430円

紹介したお店

寿し処 おお田
堀口珈琲 狛江店
狛江湯

グルメアカウント情報

https://note.com/yopparaideska

Instagram情報

雑誌風にアレンジしたやつ(一応おしゃれのつもり)
https://www.instagram.com/sauna.sauna.sauna_/

表紙はこんな感じ

Instagramの表紙

グルメアカウント(実はグルメマニアに大人気)
https://www.instagram.com/yopparaideska/

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