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記事:牛丼の松屋が「外交戦略」の舞台に 欧州各国からラブコール相次ぐ(毎日新聞)

各国の名物料理をメニュー化している「松屋」が外交舞台となっているという記事。

たまには楽しい記事も。ちょうど今日、久々に松屋に行ったのだった。

きっかけは2024年2~3月に期間限定で復活販売した「シュクメルリ鍋定食」。鶏肉をニンニクの利いたホワイトソース、チーズで煮込んだジョージアの郷土料理で19年に初めて販売。松屋が「東京オリンピックに向け世界の料理を味わってほしい」と商品化した各国料理の一つだった。23年7~8月のインターネットでの投票「松屋復刻メニュー総選挙」で、2位のチキン南蛮に1万票以上の差を付け1位を獲得し、再び店頭に登場した

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb50be602aa6d0d8fbe42f37ba7381536bfdeebf

在ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏は、いつも日本人の心にグッと刺さるtweetをしていらっしゃってすごいなぁと思いますが、この松屋シリーズは他国の大使も巻き込んでいて面白いですね。

ここでポーランド大使!

駐日ジョージア大使ティムラズ・レジャバと駐日ポーランド大使パヴェウ・ミレフスキの間で行われた「松屋会談」の要旨:
場所:松屋下北沢店
時間:50分

1.両大使は、日本で食を通じた外交が効果的であることを確認しつつ、松屋フーズに今回の取り組みに関して謝意を表した

2.合わせて両大使は、それぞれの国の文化をプロモーションするためにSNSを活用するなど緊密な連携を行うことで合意した

3.その上で、レジャバ大使からは重度なSNSの使用はツイ廃につながる懸念があることを指摘し、両大使はツイ廃防止委員会を設置することで合意した

4.ジョージア側からは松屋でも食べられる納豆を紹介しつつ、ポーランドが加盟するNATOに将来ジョージアも加盟を目指す方針について説明した

5.またジョージア側からは日本の各地に良い湯があることに触れつつ、同国がEUへの加盟を目指す中、その一員であるポーランドからも支持を期待している旨説明した

会談の最後に両大使は、3月3日に控える東京マラソンに向けて郷土料理を食べたことで良い滋養が蓄えられたことを確認し、互いの健闘を讃えた。

https://x.com/TeimurazLezhava/status/1762970672245182466

日本のtwitter民をよくわかっていらっしゃる。

ここでリトアニア大使!

オーストリア政府観光局も!

アルゼンチン大使館の書記官も!

記事中のオーストリア政府観光局の担当者の方の「生活のすぐそばにある松屋で親近感を持ち、いつかは現地を旅して料理の背景も一緒に味わってほしいです」という言葉になるほどなぁと思った。

一方、松屋で売り出すためには白米と合う定食に仕上げる必要があり、味付けに苦戦しているという。各国の料理を出すレストランに通い、両国の関係者にアドバイスを求めながら試作を重ねる。「本場そっくりの味ではないが、松屋風の味付けをぜひ楽しんでほしい。日本流として世界の料理を広めていきたいです」と広報担当者は意気込みを語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb50be602aa6d0d8fbe42f37ba7381536bfdeebf

今後の松屋のメニューに期待!

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