孫子の兵法から学ぶ健康の秘訣⑥虚実編
今日も歴史好きの東洋インサイド整体院の院長が孫氏の兵法から学んだ健康の秘訣について解説していきます。
身体の不調とは、さながら身体の調子を崩す敵軍に身体を攻め落とされたような状態です。
なぜ攻め落とされてしまうのか?
その秘密は孫氏の兵法にありました。
どんなに健康に気を使っていても体調を崩すときには崩してしまいます。
それは身体が油断している隙をつかれたからと言えるのです。
身体が油断している時というのは、季節の変化や体調の変化への対応が不十分だったと言えます。
寒くなりだした時期に薄着だったり、暑いからと言って一晩中クーラーをつけていれば体調を崩してしまいます。
「いつも通りの生活を送っていたのに」と言う人もいますが、季節が移り変わり行く中でいつも通りの生活は対応としては不十分です。
日本には二十四節季という言葉があるように、気温や湿度はめまぐるしく変化しています。
だから不調を予防する東洋医学の養生法では、気候の変化に対応する重要性を述べています。
大切なのは気候の変化に応じて生活習慣を変えていく事なのです。
防御すべきところとは弱っている所で、弱っている所が増えれば身体は回復するだけで手一杯になってしまいます。
身体の回復だけで手一杯だと、新たに気候の変化などがあった時に容易に体調を崩してしまいます。
身体を弱らせる原因として多いのは、
・食べ過ぎや飲み過ぎ
・運動不足
・睡眠不足
などの要因です。
現代人は普段から身体を弱らせている事が多いために、少しのきっかけで体調を崩してしまうのです。
また、自分は体力があるから関係ないと油断している人ほど突然死をするリスクが高くなるのです。
大切なのは、日々の生活で身体に無理をさせていないか?
日々の生活を振り返ることです。
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