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仕事としてのヨガ スポーツクラブにて

ヨガ歴40年以上。

ヨガの指導歴は何年になるんだろう。
大学在学中から初めて
卒業後から本格的に指導員としてヨガ道場に在籍。
その頃は、ヨガスタジオや、ジムでのヨガはあまり一般的でなく、
文化教室や、婦人科のヨガサークルなどに
指導員として派遣される形でヨガ指導に携わってきた。
"写真はその頃のもの"

妊娠を機に一旦仕事としてのヨガはやめ、
今から20年程前
下の娘が中学生の頃
スポーツクラブのインストラクター募集の記事を発見。

興味はあるものの年齢オーバー

けれど
娘が
「お母さん、ヨガできるんやからそれで売り込めばいいやん」
と。
その娘の言葉通りに面接で
ヨガを売りにすると、めでたく採用され、

そこで
ジムのインストラクターとしての仕事もしつつ、
スタジオでヨガのレッスンの担当をすることに。

その前に
そこのスタッフ10名ほどに対して
ヨガの指導を体験してもらうと、

「気持ちよかったー」
「いいね」
という声とともに、
「ここはジムやから、もっと激しいヨガをしてほしい」
との希望。


その頃のヨガの流行は
「パワーヨガ」
(そのパワーヨガによって
今のヨガの人気もあるともいえるが…)
だから、パワーヨガっぽいヨガにしよう
クラスの名前もただの「ヨガ」でなく
それっぽい名前にしよう。

と。

いやいや
ヨガってそんなもんではなく
そういうことがしたいならヨガじゃなくていいのでは。
と、軽く反抗はしたけれど
悲しいかな。
雇われの身。
反抗しきれず、
押し切られ
「○○ヨガ」(すみません、名前忘れてしまいました)
というネーミングでヨガクラススタート。


できるだけジム側の意向に沿うようなレッスンを。
(レッスンといういい方もなんだか違うような…)
ヨガ人気にあやかり、私のクラスも大人気に。
参加者はどんどん増えはするけれど、
なんだかわりきれない気持ちがふつふつと。

好きなことを仕事にするとこういうことがおきるんだ。
だから諦めよう。
いや、でもヨガやで。
これはなんかおかしいやん。
ヨガやからって何がおかしいの?
うーん。
言葉にはできないけど、おかしいやん。
でもお給料もらってるんやで。
と、自問自答。

で、少しづつ少しづつ
私が思うヨガに。

私が思うヨガ
目的や形にこだわらず
一人一人を見て
一人一人に自分をみてもらい
無理せずでいるように
怠けず続けられるように

これはきっと
体を作りたい!
体重を減らしたい!
運動不足を解消したい!
とういう希望を持っているジムの会員さんにも
受けいられるようにでいるのでは。

目的や形にはこだわらないでも
自分に向き合い続けていけば
理想としていた体に近づくし、
体重も正常になるし、
運動不足も次第に解消していく。

もしうまくいかなくても
目的や結果なんかどうでもいいくらい
満足感がえられるはず。

で、結果
やりたいヨガがやれたかどうかはわからないけれど、
(このやりたいヨガにこだわるのも私の目的でエゴでしかないわけだし)
その後、引っ越しして辞めることになるまで


楽しんでヨガに携わることができました。

ここでの
皆様にも
ありがとうの気持ちでいっぱい。


これから
まだまだ仕事としてのヨガも続きます!






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