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休校最終日17:30 宿題が終わらない小1娘に送った言葉

緊急事態宣言が解除され、
6月1日から娘の学校では分散登校がはじまる。

娘は、休校中に出された
算数と国語のプリント(多め)
+市のホームページに掲載されている
家庭学習に取り組み、提出しなければならない。

同じ市内でも、学校によってプリントの量が違い
娘の通う学校は、多め。4月に2回、5月に1回 
プリントがポストに投函された。

ゴールデンウィーク明け、3度目のプリントが届いた日に
娘と一緒に枚数と残りの休校日数を確認し、

なんでも「自分で決めたい」という本人に任せ
プリントをやる日を決めてもらった。

「土、日、月でやる!」と宣言する娘。

斬新なスケジュール!と思いつつ
「自分で決めたのだからがんばって」と
声をかけて見守ることに。
 
 
4月に配布されたプリントは
なんだかんだやったので、
まあなんとかやるのだろうと
思っていたまま、時は過ぎていく

「プリントやったほうがいいんじゃない?」
の声掛けでやってみるものの、集中力が続かない。
うまく字が書けずに鉛筆を投げ出す日もあった。

無理矢理やらせても逆効果。
ほっといてもやらない・・
声かけをして「やるー!」と言っても忘れる。

自主性の尊重と「やるべきことはやる」の
どちらを優先したら良いのか悩み試行錯誤しながら、
5月31日の夕方を迎えた。
 
 
=傾向と対策を考える=

ふと、娘の取り組み傾向を考えてみようと思いついた。

全て放り投げているわけではなく、
算数は終わっている。

勉強に少しでも面白さを見出して欲しいと思って渡した
花まる学習会のプリントは、
「そんなにやって疲れない?」と心配するほど、
没頭して取り組んだ。
 

つまづいているのは、
国語:ひらがなの練習 である。
 
 
どうやら、「問題を解く」のは楽しいけれど
「練習する」ことが、つまらないらしい。
 
本人も「練習きらーい」と言っている。

 

練習・・大事なんだけどねぇ〜
 
 
なんのために練習が必要なのかわからないと、
ずっと「さ」とか「そ」とか「の」とか
書くのつまらないよね。


=ビジョンを見せてはどうだろう?=

「なんのために練習が必要なのか」がわかったら、
少し取り組む気になるだろうか。

淡い期待を胸に、5月31日の夕方
少し早めのお風呂に入りながら
「字を書けるとどんな楽しいことがあるか」
について、娘と話し合った。
 
 

・お友達や遠くに住むひいおばあちゃんに
 お手紙を書ける

・自分で考えたお話を書き残せる。
 そこに絵を添えて絵本をつくることもできる。

・クイズを考えて、みんなに教えることができる

・・などなど
 
特に絵本のくだりでは、キラキラと目を輝かせていた。

 

さらに、「字の練習をせずに書き間違うとどうなるか」
についても話し合った。

・似ている字同士で間違えると意味が通じない
例えば、おとあは、似ているから「あめ」と書きたいのに「おめ」になる
「ぬいぐるみ」が「めいぐるみ」になる、など

・字になっていないものを書くと、
 自分でも何を書いたのかわからなくなる

間違いの事例を出すのは娘にウケて、ケラケラと笑いながら話した。



最後、先にお風呂をあがろうとする娘に

「やるかやらないかは、自分で決めて」と伝えると

「やるー!」と言ってお風呂から出て行った。



よし!やった!グッジョブ、私!

良いお母さんぽい〜
そして、話せばちゃんと伝わる娘じゃないか〜
 
 
 
心地良い高揚感を胸に、湯船でもう少し温まってから
私もお風呂から上がる。





「あれ?なんかテレビの音がする?」

プリントをやると言って、お風呂からあがった娘は
着替えもせずに「ボルト」(アニメ)を観ていた・・
 
 
 
子育てって難しい。

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