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詩・夜の雨

雨粒が
脈絡もなく
室外機の上で
ステップ

眠りから
引き剝がされて
ささやかな苛立ちに
寝返り

今日が窓辺に
貼りついて
帰る気配も
見当たらない

朝が来たとて
曇り窓

体中の水が
濁っていくような
毎日を
雨で洗い流して
新しくなった
明日を着たい

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