①長い長い遠距離恋愛の始まり。

Tぼーんは、残念な事に旦那さんと、まともにデートした期間は約9ヶ月程しかありませんでした。
K1ビザを取得して結婚するまでの、約4年は遠距離恋愛をしていました。
2019年～2023年の期間です。
何故、そんな実際に会っていた期間が短かったかと言うと、旦那さんの本土への異動が決まってしまったからです🥲
（2～4年スパンの転勤は、Militaryあるあるの様ですね～🤨）
元々、数回デートをした時点で、2019年の9月頃にアメリカ本土に異動になる事を告げらており、2019年の8月頃に2人で今後の事について色々と話し合いました。

話し合った事は、遠距離を続けるか、否か。
そう、シンプルに交際を続けるか？別れるか？です。

Tぼーんは、このまま2人の関係を終わらせたくなかったので、お互い初めての遠距離でトライした事がないから、2人でトライしてみない？と前向きに提案してみました。

お互い年齢も年齢だったので、「遠距離を始めるならしっかり将来を見据えて続けたい」「まずは、前向きに遠距離恋愛を頑張ってみよう」というのが共通意見として、まとまりました。

後日談ですが、旦那さんは当時、Tぼーんが別れを選択すると思っていたようです(笑)

②前途多難な遠距離恋愛。

2019年9月に旦那さんが日本を経って、いざ私たちの国際遠距離恋愛がスタートしました。
最初の頃は、なかなか辛かったのが正直な気持ちです。

時差もあり、旦那さんも新しい部署での仕事でなかなかゆっくり話すタイミングも無く、私も仕事が忙しく疲れていて、”連絡をタイミング合わせてまで取る”事に、なかなかフォーカス出来ないでいました。

連絡が上手く取れなくて、私の中に旦那さんへの「猜疑心」が出てきて、浮気してるんじゃないか？とか、このまま音信不通になるんじゃないか？とか…良からぬ事を想像してしまう日々が続きました。

しかも、旦那さんはバツイチで、たまに元奥様から連絡が掛かってくる、（その当時）元奥様も旦那さんと同じ仕事（州は違う）で、元奥様からHonor badgeを付ける式典に呼ばれ行ったり（そのbadgeを付ける式典は、通常、式典で大事な人にbadgeを付けて貰うらしい…）
そんなこんなで、負のスパイラルに陥っていました。

このままでは「あかん！」と思い、旦那さんに依存しないで済む様に更に仕事に精を出し、新しい趣味を見つけたりとメンタル面を気に掛けて、自分が辛くならない様に意識しました。

また、思っている事を電話で話せる時は伝え、電話は難しい時はメールで伝えて、なるべく自分の不安を溜めない様にしました。
今思えば、それを文句一つ言わずに受け入れてくれていた旦那さんに感謝してもしきれません。

元奥様に関しては、話を聞いても不快になるので一切私の前では話さないで。と、お願いしました(笑)
旦那さんは、浮気をするタイプでは無いと言い切れるので今はもう心配もしていないですが、国をまたいでの遠距離恋愛で大事なのは「まずは、相手を信じる事」も1つかなと思います。

③【無理せず、気ままに】をモットーに。

「毎日絶対に電話する！」なんて約束は、私達には確実に向いていないので、特に何のルールも決めずにいました。

ただ、お互い電話する時間が無くても「おはよう」「おやすみ」のメールは毎日欠かさずにしていました。
これは、気が付いたらお互いに習慣化されていました。

後、使っていたのはボイスメール。
こんな事あったよ～の報告で、メール打つのが面倒な時に使ってました。
以外と面白かったです。

私たちは、FaceTimeで電話するのは多くて月に2～3回程度。
後は、ほぼメールでの連絡でした。
電話も私が主に仕事が休みの日で、休みの日も毎回欠かさず電話する訳でもなく、お互いメールしてて「うーん、電話する？」ってなって、FTが始まる流れでした。

無理せず、気ままに自分達に合ったペースとタイミングと方法で連絡を取り合うのが一番良いと思います。
お互いに負担と重荷にならない方法を模索するがおススメかなと思います！

④前代未聞、最恐の強敵あらわる。

そうです。
2020年年明け位から、日本にも一気に新型コロナウィルスが流行し始めましたね。

Tぼーんは、2020年の3月下旬から2週間程、旦那さんのいるTX州へ遊びに行く予定を立てていました。
…が！もちろん、買った飛行機はCXLになり、仕事も予測不可な事態に陥り、てんやわんや…もう海外へ行ける状態ではなくなりました。

ここから、「次は、いつ会えるか？」わからない状態になり辛く厳しい戦いが始まりました。
多くの国際遠距離恋愛されている方が、厳しい思いをしたのではないでしょうか？

この期間、最初は不安な気持ちでいっぱいでしたが、なるべく前向きに「来年あたりにはきっと収まってるから」なんて、2人で一緒に乗り切れる様に意識しました。
結局、嘆いていても事態は収まらないし、当時は未知のウィルスで私達にはどうしようも無かったので、前向きに日常を過ごすしかなかったのです。
半面、仕事はなかなか大変でしたが…(笑)

そんなこんなで、気が付いたらあっという間に2020年が終わりを迎えようとしていました。
2020年は本当にあっという間で、今振り返るとコロナウィルスに振り回された1年だったなと思います。

⑤とうとう再会チャンス到来。

2021年に突入しても、ワクチン接種が始まっても未だコロナウィルスは収まりを見せず…
アメリカはこの当時、入国制限を各国に対して掛けていましたが、たしか日本からは条件付きで入国が出来る状態でした。（もううろ覚え…）
しかも、旦那さんはこの年の5月から半年もアメリカ国外へ出張が決まっている…
ここで会う機会を逃せば、2022年迄会えない！
それから、仕事も2020年の終わりから転職したいと思っていたので、これを期に長年続けた仕事を思い切って退職して、旦那さんの所に行く事を決意しました。

何故この時、退職して旦那さんに会いに行くのを強行したかと言うと…

１つ目は、当時のモチベーションで、旦那さんが出張を終えアメリカに帰って来る2022年迄、仕事を続けていくのは無理があった。
2つ目は、Tぼーんはこの先の将来の話を進めたいのに、2022年迄はさずがに待っていられない。
（既にTぼーんの年齢が良い年に突入していたので、将来子供が欲しいのに2022年迄待っていたら、年齢的に厳しくなると判断）

そんなこんなで、無事に2021年3月に旦那さんに会いにESTAでアメリカに行き2ヵ月程、一緒に滞在しました。
約1年半年振りの念願の再会でした‼

⑥将来の事の話し合い。K1ビザ申請へ

無事にアメリカ入国も出来き、今後の事を旦那さんと話し合いました。
旦那さんと一緒になるには、Tぼーんは移民なので、ビザ申請が必要になる事、ビザ申請から取得までは長い道のりになる事などを踏まえ、話し合いました。
ここでK1ビザを申請する事を決め、旦那さんが出張から帰ってくる11月には必ず提出出来る様にしよう！と、決まりました。

ちなみに、この時点で「プロポーズ」の「プ」の字もございません(笑)

滞在日程はあっという間に過去り、Tぼーんは日本へ帰国。
旦那さんは、国外へ出張へと旅立ちました。
Tぼーんは、帰国後、派遣会社で働き始め、空いた時間でK1ビザのリサーチを始めました。

転職先の仕事も慣れてきて、自分に余裕が出てきた9月にK1ビザ申請の書類作成を始めて、何とか旦那さんが帰国する11月に作成が完了しました。
ビザ申請準備も、旦那さんといっぱい喧嘩ながら準備を進めました。
本当に、イラついた準備期間でした～(笑)
完成したK1ビザ申請書類一式を旦那さんの元へ送り、旦那さんがUSCISへ送り、ここで私達のK1ビザジャーニーが始まりました。

⑦旦那さんからのサプライズ。

2021年も終わり掛けの12月半ば頃、旦那さんからメールが。
「聞いて。サプライズあるけど何だと思う？」
何？と返事をしたら…
「1月下旬に1週間日本に行く！」
と、びっくりサプライズ。
当時の旦那さんの上司の協力もあり、日本への出張チャンスを旦那さんがGET出来たのです！
この時はさすがに、嬉しくておったまげました。

ただ、当時はまだまだコロナウィルスの規制が国内では多くあり、旦那さんが日本に来ると行っても、基地外へは出る事が許されていない状況でした。
なので、会える日も1週間の滞在で基地内で2回のみ。
せっかく旦那さんと会える時間を無駄にはしたくなかったので、仕事は休み旦那さんとの約8ヶ月ぶりの再会を2022年1月終わりに果たしたのでした。

皆様、長々とTぼーんの話を聴いて頂きありがとうございます。
なかなか、文章って上手く纏めるのが難しいですね。

2022年1月終わりで無事に再会して、その後も2022年12月～1月も旦那さんが日本へ遊びに来てくれて、最後はＫ1ビザを受領して日本を離れる2週間前に来日して一緒に渡米しました。
なかなか、自分の経済状況や仕事状況的に頻繁に渡米は難しかったので、そんなＴぼーんの状況を理解してくれて、わざわざ日本へ来てくれた旦那さんに本当に感謝です。

本日も、最後まで読んで頂きありがとうございます。