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料理が苦手でも毎日台所に立つのが楽しくなる工夫

わたくし、料理が苦手です…!
上手にお料理されている方々には本当に尊敬の念しかないのですが、自分には到底たどり着けない境地でありまして。

そうはいっても料理をがんばってみよう!と思い、いろんな道具を買っては使ってみた時期もありましたが、やっぱり続かず…。そんなことを繰り返しているうち、だんだんと自分が使いこなせる最小限の道具で作れるものだけ作ればいい、と思うようになってきました。

そうしてたどり着いたのが今のシンプルなキッチン。料理好きの方には少し物足りない台所かもしれませんが、切って焼いて煮る、そんな最小限の料理ができるこの場所が、いまの自分には合っているような気がします。

料理が苦手でもたくさんの道具を使いこなせなくても、台所に立つことを楽しめるようになりたい。今回はそんなわたしが台所を居心地良く楽しくするためにしている工夫をご紹介したいと思います。


お気に入りのものを置いて台所の居心地を良くする

まずは台所の景色を良くすることが、わたしにとって台所を好きになる近道でした。ただでさえ義務感で立つ場所(笑)になりつつあるので、道具は少なくても目に入ったときやさしい気持ちになれるものを置くことに。

こちらはTaylors eye witnessのナイフシャープナー。形がかわいくて気に入りました。包丁研ぎは無骨なものが多い気がしていて…。しかししまっておくと包丁を研ぐのが疎かになるので飾ってもかわいいものを、と思いました。ちなみにこれは波型のブレッドナイフも研ぐことができる優れもの。道具としてのポテンシャルの高さも購入の決め手でした!

こちらは大さじ小さじがひとつになったスパチュラ。ひょうたんみたいな見た目がかわいらしくて!調味料を計ったり混ぜたりがこれ一本で可能。柄が長いため混ぜるときに手が汚れたりすることもありません。木製のものがひとつ壁にかかっていると、なんだか温かい雰囲気に。

よく使うツール類はしまわずに出しっぱなしに。

こちらは右側がラッセントレー社の鍋敷き。シンプルだけど置いておくだけで存在感があってすてき。左側はブラウンの置き時計。キッチンからちょうど時計が見えないということもありこれを置くことに。両方とも機能面での優秀さはもちろん、キッチンの景色を作ってくれる大事なアイテム。

こちらはIKEAの洗剤ボトル。木のぬくもりが感じられるデザインが気に入りました。キッチンは金属製のものが多くなりがちなので、風景のなかに木製のものが散りばめられていると、やわらかい雰囲気になるように思います。

キッチンペーパーホルダーの上が棚になっているので、そこに鍋敷きと時計を置いて。木製のものが目につくとほっとしていいかんじ。


手入れのしやすさを考えた道具を使う

続いて気をつけていることは、道具の手入れのしやすさ。とくに台所道具は汚れやすくきれいに保つのが難しいこともあり、自分の作る料理にフィットする道具であることのほかに、きれいに保つことが比較的ラクである、という点も自分的には重要なポイント。毎回お手入れが大変だとそれだけで台所に立つのが億劫になり、楽しくなくなってしまうので…。

こちらはル・クルーゼの鍋、16cmと20cmです。この鍋は正直重いのですが、煮込み料理が格段においしくなるので重宝しています。鋳物の鍋は長く使えるので黒色をチョイス。鍋を長くきれいに保つ自信がないので…少々汚れても目立たない黒が自分にとっては気楽な選択です。形も美しく台所の風景を華やかにしてくれます。

こちらは野田琺瑯のソースパンとアムケトル。左のソースパンはお味噌汁を作ったり野菜を茹でたり。アムケトルは毎朝のお茶を作るときに大活躍。こちらも黒で統一。汚れが目立ちにくいのもそうですが、黒は台所の風景をキリリと引き締めてくれる一役も。毎日見ていても飽きないかわいさが料理を後押ししてくれます。


便利グッズをフル活用する

さあ、いざごはんを作ろう!となったとき、いちばん困るのは「メニューが思いつかない」のと「味が決まらない」こと。料理が苦手な人はここがいちばんのネックだと思うんですが、そんなわたしを救ってくれたのは料理アプリの「Delish kitchen」でした。このアプリは冷蔵庫に残っている野菜を入力するとそれを使った料理をピックアップしてくれるのでほんとに助かる!レシピ通りに作れば味も決まるのでまさに救世主!これなしでわたしの台所仕事は進まないと言えるほどフル活用しています。

料理中は棚の上においてレシピをこまめにチェック。

もうひとつがIKEAのガラス保存容器。これが便利グッズ?と思われるかもしれませんが、わたしはこれを小さなボウルのように使うことが多く、それが非常に便利なのです。たとえばほうれん草のおひたしを作るときも、刻んだほうれん草を容器に入れてレンジでチン。熱が通ったら水気を切って容器の中で調味料とともに和えます。そのまま食卓に出してもよし、保存もできるのでとっても便利!この600mlという大きさが絶妙に良いのかもしれません。形もかわいいので果物を入れておいてもかわいらしい。毎日使っているヘビロテ便利グッズです。

蓋についてるパッキンも簡単にとりはずせてお掃除もラク!


苦手なことこそ、ラクに長く続けられるスタイルを見つけるのが大事

苦手なことを無理に好きにならなくてもいいのかな、年を重ねるごとにそう思えるようになりました。苦手なことを周りと同じようにできるようになろう、と思うと苦しくなるときがありますよね。それよりも自分なりにこの苦手とうまく付き合うスタイルを見つけよう、と思うほうが心がラクになれるから。上手よりごきげんを目指す。それがわたしのひそかな生きるコツです。なにか参考になればうれしいです!

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