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今、東京で桜を鑑賞できます「ダミアン・ハースト 桜」

桜の開花予想がすでに発表されていますが、桜の開花が待ち遠しいので、東京の六本木で「桜」を鑑賞をしてきました。

企画展「ダミアン・ハースト 桜」

国立新美術館(東京都港区六本木)
2022年3月2日~5月23日

すべて、満開の桜が咲き誇る絵画です。

すべて、異なる表情を持つ桜の絵画です。

すべて、心に迫ってくる桜です。

「〈桜〉のシリーズは美と生と死についての作品なんだ。」   ダミアン・ハースト

ダミアン・ハースト 桜  GUIDE MAPより


ダミアン・ハーストは、イギリスを代表する現代作家で、〈桜〉シリーズは最新作です。

今回の企画展の中で、一番大きな作品は、

「この桜より大きな愛はない」
Greater Love Has No-One Than This Blossom
 
549×732cm

とにかく大きいです。愛に圧倒されます。

なお、私が一番お気に入りの作品は、

「神聖な日の桜」  
Spiritual Day Blossom
  
二連画  305×244cm   
カルティエ現代美術財団 コレクション

満開の桜の木の下から、青空を見上げた絵です。

この企画展で、24枚の満開の桜の絵画に魅了され、お花見をした気分になりました。

今回、中学生の息子も一緒に鑑賞したのですが、息子は「神の桜 God's BIossom 」の絵画をじっとみつめていました。色々と思う事がある様です。

美術館では小学生の姿も見られました。
(中学生以下は入場無料)

また、ご存知の方も多いかと思いますが、「国立新美術館」は、故・黒川紀章さんが設計した最後の美術館です。(2007年 開館)

こちらの美術館を訪ねることも、楽しみの一つになるかと思います。

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「国立新美術館」外観
波のような美しい曲線のガラス壁

中も外観と同様、斬新で未来的です。逆円錐の最上階は、フランス料理のレストランや、カフェとなっています。

「国立新美術館」ロビーより

なお、国立新美術館の入り口には、吉岡徳仁さんの作品「ガラスの茶室 光庵」が特別公開されています。(2022年5月30日まで)

「ガラスの茶室  光庵」
第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展
にて発表(2011年)

吉岡徳仁さんは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチをデザインした方です。あのトーチも桜がモチーフになっていましたね。

桜に想いを馳せて、国立新美術館へお出かけしてみませんか。


★公式サイト「ダミアン・ハースト 桜  」

★フランス料理「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」

★カフェ「サロン・ド・テ ロンド」


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