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産後の抜け毛と多幸感

うちは猫ちゃんが2匹いるので、子が産まれるにあたり、毛が散らかる家にしてはいけないと、全く同じハンディ掃除機を、夫が2台も買ってきたのですが…。


最近掃除機が吸ってるの、ほぼ私の毛じゃね??


ーーと感じるほど、産後の抜け毛が始まりました。


…いやはや、それにしてもひどい。

床に散らばる長い髪の毛、排水溝にびっしり詰まった私の髪の毛、くしでといても抜ける抜ける…。


妊娠中は、心身ともに辛いことが多かったですが、生理が止まるのと、抜け毛があまりないことだけは、素晴らしい‼️ と思っていたのに、出産後、きちんとその分の代償は来るのだなあと思った次第です。ホラーです。


それにしても、産後の身体はガタガタです。

抜け毛だけではなく、ひどいのが膝の痛み。

立ち上がる時、両サイドに支えるものがないと立ち上がれない。

ついでに7キロの我が子による「ハハ、一生、ユラユラ、ゆれてろ」(←アーニャ風)という御要望の…立ったまま永遠に揺れる抱っこのせいで、腰と肩もやられました。

お腹にくっきりと入った正中線も中々薄くならないし、伸びた皮は、もう一生戻らないよね…と、あきらめるしかないといった状態です。


体重も、出産で妊娠前から11キロ増え、いったん7キロ痩せたのに、最近またそこから2キロ増える…というイリュージョンが起きました…。

丸い…丸~い顔と二重アゴが憎すぎます。


妊娠中も、つわり、頻尿、便秘、メンタルガタガタ、妊娠糖尿病…と様々なトラブルに見舞われたのに、産後も産後でまた辛いのか…。人を腹から産むという行為は、本当に一大プロジェクトなのだなあと実感することしきりです。


(昨日アンパンマンミュージアム行きました)


ですが、我が子はめちゃくちゃかわいい。

毎日お世話で忙殺されようと、夫とのケンカが増えようと、身体がガタガタ…いや、ガッタガタのメッタメタになろうが、赤子が気まぐれに「ニコッ( ◜▿◝ )」と笑う…その微笑みで、全てが帳消しになるのです。

私が笑っても誰も幸せにならないのに!!!笑


赤子の外見はガッツ石松に似てる…そして、男の子は母親に似ると聞いたのに、我が子は、体型も顔も、夫にそっくりで驚いてしまうのですが、家にいてくれるだけで、幸せを感じます。


大切な赤子と、大切な愛猫が一緒に寝てるところを目撃した日にゃ、「尊すぎる…生きててよかった…😭😭😭」と、多幸感に苛まれたほどです。


育児は本当に本当に大変で、身体も疲労困憊だし、自分の時間は激減したけれど、赤ちゃん…ほんと生まれてきてくれてありがとうございます…この大変な世の中に…と感謝しかないし、それほどまでに可愛い赤子という生き物なんなんと思う日々です。


この子のために、体型しかり、自分の時間しかり、確かにあきらめることは増えたけど(いや体型あきらめたらあかん…)、また新たに構築していく新しい日常も悪くはないはず。

しかしとりあえず、2本目の育毛剤注文しよかな…とボロボロ抜ける毛を眺め、考えている今日この頃です。



さゆ

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