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たったひとつの山手線の踏切を見てきた

大都市・東京を回り続けている山手線。
実は、この山手線を渡ることが出来る踏切は、たったひとつしかない。
電車大好き4歳児の息子氏とともに、その踏切を見に行ってきた。

やって来たのは、駒込駅。
駒込と田端の間に、その踏切はあるという。

線路沿いの道をひたすらに歩く。
何の変哲もない道だが、真横を山手線が通るたびに息子氏のテンションは急上昇。

そもそも今回、山手線の踏切を見に行こうと言い出したのは、息子氏だった。
電車の図鑑でその踏切の存在を知り、見てみたいとせがまれた。
息子氏はただ電車が好きなだけではなく、いわゆる「レア」な場所や電車も好んでいる。

うーむ。立派な子鉄に育っているなあ。

かくいう私も、立派なママ鉄と化してしまった。
大抵の電車の名前はわかるようになってきたし、宇都宮線のE231、E233も瞬時に見分けられる。
将来の夢は四季島に乗って旅行すること。
「息子は小さな恋人」とはよく聞かれる言葉だが、やはり男の影響というのは大きいものなのだろうか。

そんなことを考えながら、息子氏と手を繋ぎ、歩く。
歩きはじめてから10分もしないうちに、踏切の音が聞こえてきた。


第二中里踏切。
奥に見える、大きなゴルフボールのモニュメントが目印だ。

ようやく出会えた図鑑と同じ風景に、息子氏のテンションはMAX。
息子氏と同じくらい、私も感動してしまった。

近くの安全な場所でしばらく踏切を堪能してから、帰路についた。

山手線にたったひとつしかない、踏切。
みなさんも山手線、駒込~田端駅間にご乗車の際には、車窓から探してみてはいかがだろうか。

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