本業が苦手

老人ホームでケアマネージャーをしてるんですが、
残念なことに(自分のことですが)、
ケアプラン業務がキライです。

(あくまでも、僕の個人的な感覚です。
他のケアマネージャーさんを
否定する意図は全くありません。)

現場職員の期間が長かったから…
という言い訳ですが、
特に施設内なんて、
ケアプランなくても現場は回ることを
身をもって知っているので、
重要だと思えないんですね。

でも作らないといけないから仕方なくやってる、
のでキライ、
すぐ現場に行こうとする。
ケアプラン業務が終わらない。
という負のループです。

紙面上でどれだけ援助を決めたとしても、
次の日には状態変わってるかも知れませんし、
臨機応変に対応してくれるのは、
結局現場の皆さんです。

対行政的にとか、
クレーム対策(プランに書いてますよね?的な)に
必要、っていうぐらいの認識なんですね。


でも、もうそんな感じではダメだな、と。
プレーヤーからマネージャーに。
居心地のいい場所からの脱却を意識しないと…。

と思うようになり、
ケアプランを作る上で、
楽しいことをイメージしてみようと思いました。



そもそもケアプランは、目標、です。

ケアプランがなくても、
現場職員さんの力で、
その日その日は、確実に生活していけます。

でもそれは、
その日暮らしで、
亡くなられるまでのつなぎにしかなりません。

そこでケアプラン。

目標の可視化、共有こそ(のみ?)が、
ケアプランの価値だと思います。

まぁ、
歳を取られてくると、ストレートに
「目標何にしましょう?」と聞いても
出てこないことがほぼ。

いい感じの、
無理のない、
でもその日暮らしじゃない目標設定、
これをしていけたらな、と思います。


大事なことは、
ケアプランという紙を作る事じゃないから。

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