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【これからの日本漫画⇔海外コミック】書店やりたい私の市場研究

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「好きな漫画は読んで終わりではなく人にもススメたい、というかリアル店舗で売って仕事にしたい!」と夢見る中年サラリーマンの、日々の市場リサーチの結果をアップしていきます。 特に外… もっと読む
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#ギリシア

【海外マンガ事情】ギリシア語に翻訳された日本マンガの販売サイトを紹介された話

ギリシア語の勉強を通じて知り合ったネイティブグリークの方に「ギリシア語に翻訳された日本のマンガはどこで買っているの?」と質問したところ、メールで丁寧に教えてくれました。 以下のアヌビスという通販サイトが、日本マンガの取り扱いに強いそうです。 確かにギリシア語翻訳版を続々と確認できました!ギリシアでもこんなにいろいろ出ているのですねー。 現在の検索結果を見てみると、以下のタイトルが販売されておりました! Berserk, Kentaro Miura Blade of t

【海外マンガ事情】ギリシアのコミックを買いたいならこのサイトは如何?

古代ギリシア語学習をきっかけにすっかり現代ギリシアとも縁が深まってきた私。現代ギリシアのサブカル事情ももう少し知りたいな、とも思い。 amazon.comで「ギリシアのコミック」と検索しても、「アメコミをギリシア語に翻訳したもの」ばかりが出てきて、ギリシアのご当地コミックというものを見つけるのはなかなか大変。 でも、いろいろ探していたら、こんなサイトがありました! bibliagoraというギリシア商品通販サイトの、「ギリシアご当地コミック」専用のページです。数は少ない

国際交流イベントのヒントにどうでしょう?ギリシャで行われた「日本マンガに出てくるあの料理を食べてみようパーティー」の話!

以前の記事にも書いた通り、家族の仕事の関係でギリシャとゆかりの多い私。 「ヨーロッパ圏でのマンガ事情」を調べて載せていくこのマガジンでも、ギリシャで見つけた動きを紹介する時は、やはり感情が特別に高まります!私にとっては少年時代の思い出の国ですからね。 今回はどんな動きを見つけたかというと、ギリシャの首都アテネにて、「日本マンガに出てくるメニューを食べてみよう!」という催しが行われたことの紹介となります。 たまたま現地のサイトに出ていた記事を拾ったものですが、調べてみても

『聖闘士星矢』で外国籍どうしのキャラクターが戦っているとき「実はギリシャ語で会話している」らしい!そのいくつかの証拠!

以前の記事でイタリア語翻訳された『聖闘士星矢』を読みながら、 「でも、聖闘士(セイント)たちはギリシャで修業をしている格闘家たちという設定だから、共通語としてギリシャ語が喋れたり、他にラテン語やイタリア語が喋れても違和感ない」 という私見を述べさせていただきましたが、なんてことでしょう! そのあと、オリジナルの日本語版の『聖闘士星矢』の漫画を読み返していたら、ちゃんと「聖闘士たちはギリシャ語が達者であるらしき描写」が盛り込まれていることにいまさら気づきました! 外国籍

【漫画の海外展開の話のつづき】ギリシャの漫画事情:聖闘士星矢をリアルタイムで読んでいた少年時代にギリシャに滞在できた幸運の話

ちょっと珍しい本を古本屋で見つけました。90年代に出された、こんな本です。いや、この空気、まさに90年代、懐かしいですね。 この本、内容的には「聖闘士星矢の魅力をいろんな角度から考察」というところですが、 半分は「モトネタとなった神話を探る」といった考察ネタ、半分はエロ描写をまじえた同人読者対象のネタでした。特に後者のシモネタぶりはひどい。 いや僕も同世代ですから、この感じはよく覚えています、90年代のオタク&腐女子と呼ばれていた人たちの世界ですね。そういうクラスメート