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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#8:子供時代の夏休みに泊まった「田舎の日本家屋」がいかに怖かったかを英語で説明してみた!】

都会育ちの方へ質問ですが、子供の頃に夏休みで田舎のおじいちゃんの家とか田舎の旅館に泊まった時、夜の田舎の和室ってめちゃくちゃ怖くなかったですか

私が子供の頃、北関東にあったおばあちゃんの家へ夏休みに泊まった時の夜の印象はトラウマ級でした

最近は海外でも「ジャパニーズホラー」について詳しい方が多くなりましたが、私に言わせれば田舎の日本家屋に泊まったことがない人はジャパニーズホラーをまだ理解したとは思って欲しくない、是非とも一度はとびきりの田舎にホームステイなどして体感してほしいものです!

・・・という話を前回の記事のホラー漫画レビューを英語で行ったのと同じネイティブの方にしてみたところ、

「そんなあなたのいう日本家屋って、どんなところだったの?」

と聞かれたので、頑張って英語で説明してみました。相手は以下の説明で「なるほど雰囲気わかった!」と言ってくれましたが、さて、どこまで伝わったものか。

The house which my grandparents lived in was built in the late 19th century.
At night, there were no lights except ones from us. 
Sometimes a stray cat with glittering eyes peeped in a window.
Some bugs or mice made noise behind Fusuma, Byoubu.
Even now I dream about the house!

ポイントは「At night, there were no lights except ones from us. (夜になると私たち自身の出す明かり以外の光は何もなくなりました)」のセンテンスですかね。なんだかオトギバナシの語り口のようにダークな雰囲気を醸してみました。これはしかし「怖い話」を英語でする時にいろいろ転用できそうな文ですね。「他に明かりは一切ない場所でした、、、」なんて定型文にしたいくらい使用頻度は高いはず!このまま覚えておこうと思いました次第。

※ちなみに英語の達者な方が上記の文を見たら、「ふすま・びょうぶは説明せずに固有名詞化して逃げやがったなw」とばれちゃいますが。ハイ、たしかに逃げました。でもまあ、ここは洋館の話を読んでいて「タペストリー」とか「エルサレムキャンドル」とかが出てきてもなんとなくわかるのと同じで、逐一説明しなくてもいいところではないかな、と思ったところでもあります。

それにしても、ここで語った日本家屋は子供の頃の私にとって思い出深い所でしたが、祖父母が亡くなった後、結局は土地ごと手放すことになってしまいました。たちまち更地にされ、今ではウィークリーマンションと駐車場になっているとか。

庭でイタチやタヌキすら見かけることもあった祖父母の家が、いまやウィークリーマンションとは!!

日本人であっても、真の夜闇を体験するのが、どんどん難しくなっているご時世なのは確かですね。怪談好きには、さびしいかぎり。

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!