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まさか「小説のほうがどんな凄い映像技術の映画やアニメやゲームよりも面白い」と感じる日が来るとは!

いや、自分でも、これはビックリなのですが、

そりゃ私は、子供の時から「読書」が趣味だったとはいえ、

その趣味が中年になった今、ここまでのことになるとはね、、、

↑あ、何のことかと言いますとね、

最近のことですが、

実家の老いた父に「就職して家を出た時に置いて行った本をいい加減、片付けろ!」といわれまして、

実家の昔の私の部屋の、本棚を整理していたら、

学生時代、つまりは10代後半から20代前半の頃に読んでたSF小説や幻想小説が、ゴソリと出てきた

これが、パラパラ読んでたら、めちゃくちゃ面白い!

て、いうか、、、

あれれ?あれれ?

これは、この手の大衆小説を読んでいたのが、私が10代後半の青々しい頃だったので、その当時の感情を思い出しているだけなのかもわからんが、

怖い小説を読んでいる時は、ホラー映画を見ている時よりも「怖い!」とゾクゾクしますし、

ロマンチックな場面(ポルノ小説のことではなく!ファンタジー小説などの合間の、ヒーローとヒロインがちょっといい感じになってしまうほのぼのシーンとかのことですよ悪しからず!)を読んでいる時は、ドラマや漫画の純愛シーンよりも、登場人物たちに同一化してしまって、読んでいる自分まで胸がドキドキしてしまう。

あれれ?

小説ってこんなに面白いものだったっけw

「映画やアニメやゲームなどの映像媒体の進化が物凄いから、小説なんて、もうそういう媒体にはかなわない」みたいなことを(本好きのくせに)私、noteに以前、書いちまった記憶がありますが、やばい、撤回します、

小説のほうが、映画やらアニメよりも、自分が「没入する(ゾーンに入る)」までの、エンジンの温まり時間が長いだけで、読む側のエンジンがかかって集中できれば、臨場感は映画とかよりも凄いや。もちろん、「良くできた」クオリティの高い小説のことですけどねw。

私が学生時代にのめり込んでいたものでいえば、スティーブンキングとかフレデリックフォーサイスとかグレッグイーガンとかマイケルクライトンとか。

そう!マイケル・クライトンの『ジュラシックパーク』なんて、久々に原作小説を読んだら、めちゃくちゃ面白かったんです!あれだけ映画版シリーズを観て「恐竜の映像すげえ」と言ってたのに。なんというか、、、「リアルな恐竜の映像」に最近、飽きてきてたんですわなw、活字の冒険小説として読んだほうがむしろ、「次の章でそろそろティラノくるかな?それとも別の恐竜かな?」とゾクゾクしました

なんか、映像技術がコンピューターのおかげで進化し尽くしてきたら、一周回って、「活字を読みながら自分の脳内再生している『かんぜんに自分好みの妄想』としての映像」のほうが映画館のスペクタクル映像よりも「楽しい!」と感じ始めているのかもしれません。

少なくとも私にこんなことが起きたと言うことは、確率論的に、「ちょうど最近、同じようなことを感じて『やっぱり活字の小説っていいなあ!』とおもった方は少なからずnoteユーザーの中にもいるはずだ!特にnoteには確率的に読書好きが多いはず!」、、、と思って、この気持ち、記事にしました。いかがでしょう?

整理しますと↓

これは私の人生での「新しい発見」というよりは、中年になってからの「今更ながらの再発見」ということになるのですが(子供〜学生時代には知っていた「感覚」なので)、、、活字の小説を読んでいる時に脳内再生されてる「その小説のキャラクターや舞台をすべて自分好みにしちゃってる妄想映像」って、、、ハリウッドのどんなスペクタル映像技術よりも凄い臨場感になってること、ありません?一種の「ゾーン」に入っているかのような、めちゃくちゃ集中力が湧いている時にしか、こういう「すごい読書」ってできないのですが、たまに、ありません?巨大資本映画より凄い迫力の脳内再生映像、、、ありますよね?w

というわけで、最近の私は人生で何年ぶりになるかという「本の虫」状態です。ヤバい!世の中には面白い小説たくさんある!


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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!