さくらマジック
桜の季節になると、普段の景色が一段と華やかに見える。まさにその景色はさくらマジックにかかったよう。
ここ数年、桜の季節になったら訪れている場所がある。
それが“北条鉄道”
兵庫県小野市の粟生駅から加西市の北条町駅までを結ぶ、全長13.6kmのローカル線である。
終点の北条町駅では、4月の頭にさくらまつりが開催され賑わいを見せるが、それと同時に途中駅に植えられている桜を見に行くのが目的になっている。
また、駅舎が登録有形文化財に指定されるほど古めかしい建物であり、桜との共演はまさに日本の原風景そのものである。
また、駅間が短いので、ちょっと隣の駅まで散歩がてら沿線風景を楽しむことができる。
列車の本数は1時間に1本だが、徒歩を組み合わせると、多くの駅に降りられる。
たとえば、こんな感じに。
粟生8:46→北条町9:09
北条町9:34→播磨下里9:43
播磨下里→長(徒歩約25分)
長10:23→播磨横田10:26
播磨横田10:42→網引10:57
網引→田原(徒歩15分)
田原11:16→播磨下里11:23
播磨下里(昼食)→法華口(徒歩約30分)
法華口12:52→粟生13:02
※列車時刻は2023年4月現在の土日祝日
播磨下里では、駅前に食事ができる「ぬくもり亭」があり、地元でとれたたまごのたまごかけご飯などが食べられる。
地域を応援する意味でも、是非食べたい逸品である。
法華口駅では、駅舎を使ったパン屋・カフェもあり、駅舎内やのホームでちょっと一息もできる。
桜や駅周辺を楽しんで一日を過ごせるスポット。
もちろん桜がなくても、のんびりした時間を過ごせる北条鉄道。
忙しい毎日に少し疲れたなぁというときに、一度訪れてみる価値はありますよ!
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