熱量って必要?10歳のころ『時計になりたい』と思った38歳のいま

「将来、なにになりたい?」と小さなころに聞かれて、こたえられなかった。
『何者かになりたい』と思ったことがない。いまも。

「革命のファンファーレ』?まったくならない。

経営者の著書や、起業家の講演記事などを読むと

「君は、経営者として、ビジネスパーソンとしての熱量が足りないよ」

そう言われているみたいで、身につまされる思いさえする。でも、そういう人じゃなきゃ、経営者には向かないのかしら。


小学3年生のときには、

将来なりたいもの。時計。
ぼくは、時計になりたい。そしてなるべく高いところにおいてほしい。
そこからみんなのようすを見ていたい。

と、シュールな夢を語っていた。

『多動力』? 根っからの定点観測。


高校生の時、ライフプラン発表会なるものがあった。人生計画をつくれ、と。

同級生が、それなりにリアルなライフプランを語るなか、

晴れた日に、少し早く起きる。早起きは苦手だけど、少し早く起きる。
そして好きな音楽をきいて、散歩をする。そんな人生がいい。

と、僕は発表した。サニーデイ・サービスに影響されたのだろうか。

先生は、なにも言わなかった。


だからなのか、僕は『何者かになりたい』と思っている人を、とても尊敬している。

スクールにくる人は、思ってるだけでなく、行動までしている。頭が上がらない。

そういう意味では、スクールの運営という仕事は向いてるかもしれない。

かすり傷? 死ぬほどいや。

それでもうまくいくような経営や仕事へのスタンスは、ないのかしら。

『戦わない経営』。ちょっと懐かしい。当時いいなぁと思ったけれど、これはこれで、優秀な経営者って感じがするし。

糸井さんの雰囲気は、さすがすぎて、なんかすいません。

結局、『自分なりに』ということなのだろう。

では、『自分』ってなんだろう。

不惑まぎわに困惑。

今回も読んでいただき、ホント嬉しいです。SNSへシェアしていただくのも励みになります。ご希望の方には、直接やり方を支援します。これからもよろしくお願いします。