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親は高校生のトビタテ奨学金・二次面接をどうサポートできるのか

文科省が民間企業とタッグを組み、日本の若者(高校生、大学生)の海外留学に給付型奨学金を支給する「トビタテ!」。高校生第9期で書類選考を通った応募者の2次面接がこれから始まっていく。

書類審査の合否通知から面接までは、あまり日数がない。以前私の子どもが申し込んだときは2次面接が「5分プレゼン、5分質疑」というスタイルで、子どもはどうやってプレゼン資料を作ろうかと焦っていた。

3ヶ月ぐらい前に「高校生のトビタテ応募で親は応募書類の作成をどうやって支援できるのか」という記事を書いた。その続きとして、面接編を書くことにした。本当はもう少し早くまとめたかったが、時間がかかった。

面接に臨む高校生に伝えたいことは、上の記事でも書いたことと同じだ。粗いものでいいから早めに発表資料の骨格案を作り、親や信頼できる大人に見てもらうこと。それが、伝わりやすいプレゼン資料を作る最短ルートだと私は思う。

応募書類をある程度しっかり書けたと思うなら、一次選考通過が発表される前に面接の準備を始めることをおすすめする。それがやる気の面でなかなか難しいことは理解できる。準備を始めても書類で落ちてしまう可能性もある。それでも、総合的な選考通過の可能性を少しでも上げるためには、早めの面接準備開始が大きなアドバンテージとなる。

ここからは親や保護者に向けて、「子どもの面接への準備をどう支援できるか」ということを書く。

なお、念のために記しておくが、プレゼンと面接の準備でも、うちでは私の思うところを「こうしたら」と子どもに助言はしたが、資料作成と読む原稿の作成自体には手を貸していない。それは全て子どもが自分で行なっている。


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