最近の記事

同棲者を同居人と表現することについて

X上でしばしば同居人という表現を見かけるが、よくよく話を読むと同棲者を指していることがほとんど。なぜストレートに「同棲者」「同棲している人」などと言わないのか。個人的に少し違和感を覚える。 試しにXで「同居人 表現」というワードで検索してみたところ、以下の様な意見が散見させられた。どうやらこの表現に違和感を覚えるのは僕だけではないようだ。 この同居人と表現することに如何なる心的作用が働いているのか? まず「同棲」という言葉の意味を確認してみよう。 はっきりと「夫婦、男

    • 進化心理学信奉者の正体

      タイトルの「進化心理学信奉者」とは 進化心理学の考えを生きる上での指針・思想としている 進化心理学を人間の本質を表す普遍的な理論と考えている 恋愛、モテ、セックスのコンテクストで発生する諸現象の説明付けとして、進化心理学を用いることが多い そういった人物を想定しています。X上のアカウントのエボサイ氏が筆頭。急進性があるのが特徴です。ただこれらは僕の主観的な判断を含んだものなので、当人からは異論があるかもしれません。 一読して色々考えたことです。 先日Xであるアカウ

      • 「嫌なら見るな」を通してはいけない

        某年某月某日、WWW内の某空間において某発信者が発した某コンテンツはいささか倫理に抵触する内容をはらんでおり、小規模ながら若干の批判が巻き起こった。この騒動内でコンテンツの発信者は「嫌なら見るな」という発言をしている。それは発信者が多く残した発言の中の一部で、発信者の主要な主張ではないと考えつつも、このフレーズを目にした瞬間自分は強い違和感を覚えた。 この違和感はいったいなんだろうか…ただ思索するだけではなかなか結論が出ない。答えを求めてnote内で検索をしたところ、以下の

        • あるアカウントが消滅したときにとった彼の行動

          MBTIというものがあり、詳細な説明は他をあたってほしいが、これは人間の性格や行動様式を16のパターンに類型するものである。16に分類されたパターンの一つ一つはタイプと呼ばれ、タイプは4文字のアルファベットで識別される。それらの中にINFJというタイプがあり、彼はそれを自分のタイプとして認知していた。MBTIはこの文章において主題ではないが、ハイライトで提示される概念のため、そういった背景があるという事だけ最初に述べておく。 「あのブログに書かれているコメントはあなた様が書

        同棲者を同居人と表現することについて