見出し画像

「鎌倉学び舎」ができるまで②〜再会〜

前回は学童保育施設「鎌倉学び舎」の

アイディアが生まれるまでを

綴りました。


今回は、そのアイディアが

どうやって実現に向けて動き出したのか

について綴りたいと思います。


2015年。ひょんなことから

それまでやっていなかった

facebookを始めました。


そして

それをきっかけに、久しぶりに

小中学校の同級生たちと

繋がりました。


その中に、鎌倉で三味線奏者をしている

友人がいました。

話をする中で、彼は

「三味線と教育」

について何かできないか

と考えていることがわかりました。


それを聞いて、ずっと私の頭の中にあった

「鎌倉の文化人と子どもが出会える場」

の構想が再び息づき始めました。


彼と話すうちに、互いの力を合わせれば

実現出来るのではないか

と感じるようになったのです。


しかし、私は教育の専門家、

彼は伝統文化の専門家。

「事業を興す」ということには決定的に

知識と経験がありませんでした。


そこで私は中小企業診断士の資格を持ち、

経営コンサルタントとして働いていた夫に

相談しました。


夫はその頃、

日々中小企業様を支援する中で

自分も事業をやってみたい

と考えるようになっていました。


そんなタイミングだったこともあり、

相談に乗ってくれた夫は

この構想に社会的意義を感じ

実現することに賛成してくれました。


そして

一緒に動いてくれることになりました。


このような流れの中で

・教育の専門家

・伝統文化の専門家

・経営の専門家

が力を合わせ、「鎌倉学び舎」実現に向けた

プロジェクトが動き出したのです。


(つづく)


鎌倉学び舎
http://kamakura-manabiya.jp

子育てにまつわるあれこれを綴っていきます。専門知識に基づいたことから日々の中で感じたことまで。保育系大学専任講師を経て、現在は、学童保育施設代表、子育て支援施設主宰、教育研究所所長、保育園理事。博士(教育学)。小学生の一男一女の子育て中。