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子供の授業参観に参加して感じたこと〜(iPadはやっぱり便利ではあるが?!)

おはようございますー。
今週は平日あまり走れていなかったので、これからランしようと思っている土曜の朝でございます。



〇学校の雰囲気は全く変わらず



さて、先日、子供の授業参観(小学生高学年と低学年)に参加してきました。その感想を少しお話ししたいと思います。

私には、小学6年生と1年生の子供がおり、2人とも公立小学校に通わせています。

授業参観で久々に学校のクラスの中に入ってみると、その雰囲気は、30年前に私が通っていた頃と特に全然変わっておらず、タイムスリップした感じでしたねw

見事に当時のままだなーと思えるからこそ、本当懐かしく思えるのかもしれません。

ただ、私が小学生だった頃と比べると、圧倒的に先生と生徒との距離感を縮まっているように見えました。昔は、先生がひたすらリスペクトされ過ぎてしまっていた時代なのかもしれませんが。加えて、私は先生とはあまり積極的に会話を取るタイプではなかったので、余計にそう感じるんだと思います。

〇授業スタイルは変化あり


今の学校の授業は、生徒と先生のやりとりを見ていると、一方的に先生から何かを教えると言うスタイルではなく、先生がファシリテートして、互いにインタラクティブにコミニケーションをとって授業を進めており、それは良い点だなと。

また、例えば、算数などで新しく教える分野でも、授業参観の日は、仕事算(1日当たりの仕事量を出す問題)の計算でしたが、とりあえず、まずは生徒に考えさせると言うようなやり方をしていました。

中学受験を控えている生徒にとっては、比較的簡単な問題のように見え、少々暇を持て余していましたが、問題が解けない生徒については、先生から「◯◯(先生の名前)ゼミナールを開きますから、前の方に集まって来てくださ〜い!」と言って、少しエンタメ要素を加えながら、楽しく進めようとしているのも良かった。(その仕事算の問題、私はギリギリ何とか自力で解けました 汗)

そして、先生がクラスを歩きまわり、問題が解けた生徒に対して丸をつけ、丸をつけてもらった生徒は、他のまだ解けていない生徒のところに行って、丸をつけたり等、生徒たちが自主的に楽しんで動くような雰囲気を作っていたのも、昔ではあまり考えられないスタイルで良い感じでした。


〇iPadも良いけど、やっぱりPCも使えた方が…



あと、やっぱり革新的に変わったことと言えば、授業中に1人ずつiPadを貸し出して使用していること。問題の回答や自分のアイデアを自分のiPadに書き出し、それらを前のモニターに映し出すことに使っていました。

いわゆるデジタル教育という所を目指しているんだと思います。何でもかんでも、iPadを使えばそれっぽく見えてしまうのもちょっとどうかな〜とも思いましたが、そのようにiPadを使った授業をやっていると言うのも、少なくとも私が30年前、小学生だった頃からすれば考えられない進歩ですね、本当に。

iPadを授業で使用することは、良い取り組みとは思うのですが、個人的に思うのは、あくまでiPadは情報を消費するツールの代表格。いわゆるWebサイトを見たり、動画を見たりする行為に適しているアイテム。

ですので、自分の考えや意見をまとめ、それをアウトプットすることができるパソコンの活用にも、もう少しフォーカスを当てることも必要なんじゃないのかと思いました。パソコンは情報使って、きちんとアウトプット🟰生産できる、最適なツールですので。


〇ちょっと気になる点



小学生高学年と低学年、両方の授業参観に行きましたが、色々と違いがあって、面白かったですね。1年生はまだまだ幼さ、可愛さが残っている一方で、6年生ともなると、その成長を凄まじく感じられて面白かったです。

共通して当てはまる事と言えば、その学校の方針なのか、クラスではお互いに”さん”付けして、呼ぶようにしていました。

私からすれば、親しくなった友達をニックネームなどで呼んでいたのが当たり前だったので、半ば強制的にそうさせなくても良いのになーと感じました。「ジェンダーギャップを無くす」、「丁寧な言葉で呼びかける」、「いじめにつながる」とか、そういう事を意識しているのかもしれません。

私と同年代のアラフォー世代の方が小学生だった時はは、恐らく男子でも女子でも呼び捨てで呼びあっていた方も多いと思います。

小学生→中学生→高校生になるにつれて、子供達同士の距離感、特に異性では広がって行くので、少なくとも小学生の間は子供達の間では、勝手に好きな名前で呼び合うようにしてあげれば良いのになと感じます。これもまた古い時代の考え方なのかもしれませんが。


〇公教育としての学校のあるべき姿


私立の小学生の授業に参加したことがないので、比較することはできませんが、公立小学生の授業内容は、全員の生徒を同じように伸ばすと言う教育方針のもと、平等にカリキュラムを組んでいる事は良いのかなと思う。

ただ仮に教えるレベルが低い場合(先生のスキル、経験等によって)、学校やクラス間でも差は生じてきてしまうと思うし、何より家庭でどれだけ教育を意識してやっているかで、その差はめちゃくちゃ開いてしまうんだと思います。

本来であれば、家庭間での教育ギャップ(収入に関係無く)を埋めるために公教育があるべきなんだと思うけれど、実態としては中々そうは行っていないんだろなーと感じました。

先日の木下さん✖️小宮山さんの以下Voicyの中で、学習指導要領は10年に一度しか改訂されないと聞いて、今の世間の早い変化のスピードにそれで応えられているのかなとも思う。

今の時代、もはや良い学校に行って良い大学に入って良い会社に入ると言うルールはほぼなく、それは昭和の高度成長期時代のお話し。当たり前に会社が成長していくフェーズではないんですよね。

だからこそ、小宮山さんが言ってたように“自分の好きを伸ばすために、まず自分の好きなことが何なのかを理解すること”が大事なんだと思う。

子供達だけでなく、自分も含めてですが、生涯学習はこれからますます必須になってくるので、”自分の好き”を見つけて、誰に何を言われるのでなく、自発的に何かを学ぶようにやっていければなーと思っています。

何より、子供達には勉強だけでなく、学校を通して、良い仲間に出会い、楽しいことを沢山経験いって欲しいですね!

と思っていたら、4時間目の授業が終わり、給食の良い匂いがw  
給食は結構好きでおかわりしまくっていた方なので、普通に食べて帰りたくなった授業参観での感想でした〜笑

ではでは、今日も1日頑張って行きましょう〜!


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