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VELVET SKY 《詩》

「VELVET SKY」

裏付けの無い仮説が

黒き衣を纏い通り過ぎる

苦悶に歪み天を裂く

何処までも無音な川の流れが

ヴェルヴェットの空から降りて来る


未完成のままで
完成した夜明けが訪れた時

街には無個性な色が反射し始める

きっと僕も其処に含まれている


もうひとつの顔で僕に微笑んでくれ

そしてこのまま 

目を開けたまま眠れ

VELVET SKY

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