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バーンアウトとは何か/即興記事

 知る人ぞ知る幻の名店「スナック凛」
 2022年7月21日の夜、わずかな開店時間に間に合いました。
 夏木凛さんと共同ホスト(ホステスの対義語ではない)の思うさんのもとに現れたゲストは、noteギター部部長のくろがねさんでした。twitterスペースでエレキギター生演奏が聴けるとは、衝撃的な経験でした。正直ただただ格好良い。

 熱い人生トークや音楽・農業・漫画などの話のレポートはホスト☆思うさんや凛ママの記事に期待することにして、私は気になったワードについて掘り下げていきたいと思います。

 それはバーンアウト

 相方の思うさんより「たぶん渡邊先生あたりが2, 3日以内に『バーンアウトとは何か』っていう記事にするんじゃないか」と予告を頂きましたので、早速執筆しています。

 具体例の詳細は伏せますが、農業一年半で驚異的な成果を出しながら軌道に乗ってきたところでのバーンアウト。その後なんやかんやあって今のくろがねさんがある、というお話でした。
 
 バーンアウト・シンドローム。邦訳は「燃え尽き症候群」です。少し古いものですが、下記文献が詳細に分かりやすくまとまっています。

『バーンアウト (燃え尽き症候群) ヒューマンサービス職のストレス』
久保 真人(同志社大学)
https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2007/01/pdf/054-064.pdf

ちょっと長いので時間のあるときにどうぞ。

 端的には、「理想に燃えて頑張り過ぎた結果、あるとき急にプツンと糸が切れたように動けなくなる」状態です。
 定義となる中核症状は「情緒的消耗感」「脱人格化」「個人的達成感の低下」の三つですが、これを言い換えると「感情も人間らしさも失い達成感も感じられない」ということです。

 なお、鬱病などの気分障害とは異なりますが、これを放っておくと続発してくる可能性があるため注意を要します。

 バーンアウト症候群は誰にでも起きる可能性のあるものですが、特に理想に燃えて頑張り続け高いパフォーマンスを保っている人は危険です。

 一度なってしまったら、回復には時間がかかることが通常です。まず現状を認識し、休息をとり、原因となる物事、例えば仕事から離れざるを得なくなります。それから時間をかけてトライアルandエラーを繰り返しながら少しずつ回復を待つのが定石です。


 つまり、予防が最も重要ということです。

 理想も目標もあるでしょう。
 叶えたい夢はどうでしょう。

 そこをグッと堪えて、ひとやすみ。
 頑張りすぎないように自分をマネジメントすることも長い目で見ると大切なことです。

 …あぁ、これは私も気をつけなくてはいけませんね。二度目のバーンアウトは経験したくありませんから。このあたりで筆を置きましょう。


 拙文に最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。願わくは、貴方の心が穏やかに前を向き、無理のない頑張りを糧に穏やかな幸せに包まれますように。


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