株価と円安と庶民の暮らし
円安が進んで一時は160円台に突入しました。少し戻ったようですが、日本経済の問題は簡単に解決しそうにありません。
この十数年に日本が選んだ政策、紙幣を大量に刷り、日本銀行が金融機関から国債を買う、借金を重ねて自ら貨幣価値を下げ、デフレから脱却する、つまり庶民の暮らしを直撃するであろうインフレも厭わずに投資を促す、という選択が、バブル期を超える日経平均株価の上昇と、記録的な円安という結果をもたらしました。
計算どおりのことの、前半が起こり、後半は起こっていない、起こりそうも